環境ボランティアサークルNEO 書き損じはがき回収やエコキャップ活動などを実施

 環境ボランティアサークルNEOは、2020年の年明けに書き損じはがきの回収活動を行いました。年賀状で書き間違えたハガキや未使用の官製ハガキを集めて、認定NPO法人団体アイキャンに送ることで、フィリピンやイエメンの子どもたちの活動に役立てることができます。例えば、ハガキ1枚でノート2冊、ハガキ17枚で制服1セットになります。届けたハガキは郵便局で切手に交換され、その後、切手の寄付等と合わせて換金されます。換金後にフィリピンやイエメンの子供たちの活動に役立てられます。

 私は昨年に引き続いて参加しましたが、今回は活動責任者という立場で参加したので活動の大変さを改めて感じました。

 近年はSNSが広く普及し、LINEやメールなどで新年の挨拶を済ませる方が多いので書き損じはがきを集めるのは大変でしたが、皆様のご協力のおかげで136枚の書き損じはがきをアイキャンに送ることが出来ました。

 私は大学でNEOに入るまでボランティア活動をしたことがなかったので、サークルを通して携わることができて良い経験になりました。中京大生や先生、また書き損じはがき回収ボックスの設置にご協力いただいた中京大学の関係者や興正寺には重ねてお礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。

(文学部2年 出口 真奈美)

 中京大学環境ボランティアサークル「NEO」では、世界の子どもたちにワクチンを届ける、CO2の削減、資源の循環型社会に貢献することを目的に「エコキャップ活動」を行っています。

 大学内にはエコキャップ回収BOXを5号館1階自販機横、生協前、センタービル2階、アレーナ211、1号館1階階段付近などに設置しており、月に一度キャップを回収し、週に1度キャップの仕分けを行っています。また、大学外では中部日本自動車学校や地域の方にもペットボトルキャップの回収にご協力いただいています。

 仕分けたキャップはリサイクル業者に送ることでリサイクルされ、その売却益を認定NPO法人のJCVへ寄付し、世界の子どもたちへワクチンが届けられています。

 多くの方に協力していただき、2019年度秋学期は14,620個のペットボトルキャップを約17人分のワクチンとして届けることができました。また、CO2は約107㎏削減することができました。

 その他の活動として、エネルギーの削減・省エネを目的に学内の空き教室の照明や空調を消して回る「節電キャンペーン」を11月の下旬から12月の下旬にかけて、週に1度5限の時間に行いました。人が誰もいないにもかかわらず照明がつけっぱなしの教室は合計で約36部屋、空調がつけっぱなしの部屋は合計で約32部屋ありました。

 節電キャンペーンを通して必要のない電力がこんなにも使われているのだと実感することができました。これからは自分自身も使わない電気は消すとともに、他の人にも気が付いた時には電気を消すように協力してもらえると嬉しいです。今後も節電キャンペーンを実施し、少しでも省エネに貢献できたらと思います。

 このサークルが学内、学外、多くの方々の協力のもと成り立っていることに感謝し、これからも責任をもって活動に取り組んでいきます。

(経営学部2年 小林 礼奈)

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2020/02/27

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