演劇部劇団いかづちでは12月10日、11日に2016年師走公演「あゆみ」を上演いたしました。のべ126人のお客様にご来場いただき、私たち部員一同の今後の励みとなりました。

　既製脚本で行った今回の公演「あゆみ」は、一人の女性の始まりから終わりまでを描いたストーリーです。題名にもある通り、誕生や成長、結婚、出産といった、生きていく中での歩みを、役者が入れ替わり演じることで表現しました。

　難易度の高い作品でしたが、役者、裏方の垣根を超え、最後まで部員全員で作り上げることができたと感じております。その甲斐あって、ご来場いただいた方からは、「共感する場面、圧倒される場面が多くあった」「今の自分が歩んでいる道を信じていこうと思った」と私たちがこの作品を通して伝えたかったことを感じてくださる方が多数いらっしゃいました。

　また、今回の公演は3年生の引退公演でもありました。そのため3年生からは今まで学んできたことを下の学年に引き継ごうとする姿勢、1、2年生からは3年生からそれらを吸収しようとする姿勢がとても感じられました。

　次回は新1年生を迎えての公演となります。お客様に楽しんでいただくことを忘れず、より一層質の高いものにしていけるよう部員一同精進してまいります。

　今後とも、私たち演劇部劇団いかづちをご愛顧のほどよろしくお願い致します。

(2016年師走公演演出　国際教養学部3年　浅野 大輔)