文化・課外活動

2017/03/30 [ニュース]

環境ボランティアサークル「NEO」 エコキャップ、書き損じはがきの回収を報告

 環境ボランティアサークル「NEO」の、秋学期の主な全体的な活動として、エコキャップ回収と書き損じはがきの回収を行いました。

 まず、エコキャップ回収は0号館の食堂前や、1号館の階段付近の共用スペースなど学内に加え、放送大学や個人の方々などにも協力をいただいて回収活動をしています。集めたペットボトルキャップは、業者に送付し、最終的にワクチンにした上で発展途上国の医療に役立てられます。10月は24,234個、11月・12月は13,717個を回収しました。秋学期全体の合計で37,951個集まり、ワクチンに換算すると、約44人分のワクチンとなります。

 次に、書き損じはがきの回収は、ポストに投函する前に宛名や印刷ミスなど書き損じたはがきを、個人情報の部分を黒塗りした上で回収します。回収した書き損じはがきはNPO法人である「ICAN」に寄付し、フィリピンの子どもたちの支援に役立てられます。例えばはがき1枚でノート2冊分やごはん2杯分、はがき17枚で制服1着相当になります。毎年12月後半から書き損じはがきを回収する旨のビラ配りを行い、1月に学生支援室や図書館などに協力をいただいて回収ボックスを設置し、期間中平日の毎日回収しました。今年集まった書き損じはがきの数は43枚でした。

 エコキャップ回収や書き損じはがき共に寄付できる人数は少なくなってしまい、直接金銭で寄付するのに比べると微力になりますが、2017年度は今学期より一人でも多くの人々に寄付が行き渡るようにサークルのメンバーと協力しながら回収を行っていき、これまでより多くの方々に協力や活動内容を理解していただけるように活動していきたいです。

(法学部3年 水崎翼)

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 NEOでは2017年の年明けに書き損じはがきの回収を行いました。

 まず回収しているということを学校の学生や先生方に知ってもらうためにビラ配りから始めました。まず受け取ってくれないだろうと思っていましたが、先生方を中心に300枚のビラを配りきることができました。

 はがき回収は、学校の数カ所にはがき回収BOXを置いておき、NEOのメンバーが定期的に回収するという方法をとり、合計43枚が集まりました。この43枚がどうなるのかというと、例えば17枚でフィリピンの子どもの制服1着分という変換比率になっているので、2着分が集まったということになります。

 今の時代、ラインやメールで新年の挨拶を済ませる人が多いので、はがきは集まらないのではないかと心配していましたが43枚集まってよかったです。誰がBOXに入れたかなどは分からないので、次からはどの年齢層がどれだけ入れたのかを調べるともっと集まるのではないかと思いました。

(文学部3年 船木成彦)