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学部長挨拶

法学部長 新里慶一
 

中京大学法学部は、1966年に誕生しました。決して古くはありませんが、半世紀近い歴史があります。多くの若人たちが、建学の精神である「真剣味」の下に、ここで法学を学んできました。

法は人の暮らしと密接に結びついています。そのため、法学には長い伝統があります。それをよく学べば、社会生活に有益な法的知識やセンスが身につきます。当学部では、「法を社会で活かせる人材の育成」を目標とし、それを「きめこまかな教育」で支えています。ゼミ学習などの少人数教育の場はもちろんのこと、講義のあり方や配置、コース制などの制度面も含めて、教育の全体を貫く姿勢となっています。

「法の向こうには人の生活がある」と言われます。法の目的は、世の中に正義をもたらし、公正さを図りながら幸福を実現することです。社会には、さまざまな利益や考え方、価値観が存在します。そうした異なる利益や考え方を法的な思考により調和させ、人々がともに力を合わせて暮らすのに、法学が役立ちます。そこで必要となる判断力が「リーガルマインド」と呼ばれます。法学部でしっかりと学び、深く考える中で、しだいにリーガルマインドが培われるでしょう。

法学部における学びをオーケストラにたとえるなら、教員は指揮者やパートリーダーに当たります。そうした教員とともに、調和のとれた質の高い音楽を作り上げる奏者が、学生です。法と懸命に向き合い、取り組む経験を通して、学問のレベルを教員と一緒に高めていくものなのです。そうした活動を経て、法を活かし、社会の調和を保ちながら暮らす技術などを会得していきます。

とくにゼミ学習では、教員の助言も得ながら、課題の解決に必要な情報をみずから集めて考えます。学生同士で意見交換なども行い、多くの時間を活発に学び合っています。コミュニケーション能力、法的思考力、課題発見力、協調性、協働性など、社会生活を送るうえで重要な能力や資質も、そこで養われます。広い視野で、リーガルマインドと法の精神に基づいた言動ができるようになるわけです。

教育と学びの成果は、卒業後の活躍に表れます。そもそも中京大学は、民間企業からの好感度が高いのですが、法学部はそれに加えて、公務員などの分野でも評価が高くなっています。多数の学生が希望の試験に合格し、国あるいは地方で公務員として活躍中です。中京大学法学部で充実した学生生活を送り、確固とした将来の基盤を形作ってもらうように願っています。