教員一覧

佐藤茂春 教授 SATO, Shigeharu

メッセージ

政治や法をミクロ経済学の理論を応用して研究しています。
中に何が入っているかわからない箱に手を突っ込むのを想像してください。とても恐ろしいと思います。中身がわかっていれば、そんなに恐ろしくはありません。知識を得ることは、チャレンジすることの恐怖を減らしてくれます。みなさんが早いうちに多くのことを学ぶことで、多くの可能性にチャレンジでき、未来が拓けると信じています。

プロフィール

研究室 14号館 348
担当科目 ミクロ経済学、公共政策論、経済政策論、総合政策プロジェクト研究
研究テーマ 契約法・不法行為法の経済分析、政治的決定の経済分析、地域統合・分離の経済分析
最終学歴 九州大学大学院経済学府経済工学専攻 博士後期課程
学位 博士(経済学)九州大学
所属学会 日本経済学会、日本応用経済学会、日本地域学会、法と経済学会、九州経済学会

担当する
プロジェクト研究
について

好奇心が旺盛で物事を深く考えるのが好きな方を歓迎します。
経済学の分析手法(経済理論、データサイエンス、行動経済学(心理学的な実験を含む)など)を法や政治を含む、幅広い社会問題に適用して、解決策を考えたり、政策の効果を分析したりします。

【普段の授業内容】
2年次 ミクロ経済学の基本的な考え方を、教科書をみんなで読んで理解します。内容は消費者行動、企業行動、市場、ゲーム理論についてです。
3年次 卒業研究に生かせるように、データの分析方法やPCの利用について実習をしながら学びます。科学的な検証方法とデータの分析手法を身につけます。並行して、それぞれ自分の興味がある卒業研究テーマを決め、それに応じた専門的な文献を報告し、みんなで議論します。
4年次 卒業論文の作成を行います。これまで学習と研究成果を発揮して、悔いのないものにしてください。全力で取り組んだ人には人生を通して活躍する基本的な能力が身につきます。

主な研究業績

『契約と法の経済分析』(単著)、勁草書房、2020年1月。
『スタートダッシュ経済学』(共著)、勁草書房、2019年7月。
Regional Economic Analysis of Power, Elections, and Secession (New Frontiers in Regional Science: Asian Perspectives) (共著), Springer, 2018.
"Referendums for secession domino and redistribution" (単著), Asia-Pacific Journal of Regional Science, 2017.
「不完備契約と短期賃借権 」(共著)、『日本経済研究』54、2006年。
研究業績詳細
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