プロジェクト研究

坂田隆文プロジェクト研究

#経営学 #マーケティング論 #流通論 #商品企画論

マーケティングや商品企画、経営戦略、マネジメントといった問題を、 ビジネスケースを用いたディスカッションや産学連携による商品企画をはじめとしたPBL(Problem-based learning:課題解決型学習)方式をもとにアクティブラーニングを通して社会で求められる能力を伸ばしていくプロジェクト研究。
具体的には

  1. 「マーケティング論」及び「経営学」を理解・修得するための「ケース ディスカッション」
  2. コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力といった、企業で求められる能力を構築するためのトレーニング
  3. 産学連携(企業と坂田プロジェクト研究とのコラボ)による商品企画や各種ビジネスプランコンテストへの参加

をはじめとした「課題解決型学習」 の3つを行っています。

坂田プロジェクト研究の特色

「なぜ」を問う / 考動力をもつ / 当事者意識をもつ / 何事にも貪欲に / 全ての行動が取捨選択・自己責任/
「頑張るのは学生の責任、頑張り甲斐のある場を提供するのは教員の責任」 / 結果の出ない努力で満足しない / 企業が求める水準で

学生の特徴

スローガンは「学び、楽しみ、楽しませる」。「単位以上の何かを得たい」と考える積極的な学生が多く、企業で求められる能力修得と、希望する企業への就職を目標に活動しています。

学外活動紹介

中北薬品「かつめい茶リラックスブレンド」

広告代理店に勤める坂田プロジェクト研究OBと協力しながら現役生が中北薬品に提案した商品です。
学生がOBと協力しながら味やパッケージを創り上げ、OBが新たなテレビCMを制作しました。

山崎製パン「ランチパック梅じゃが&チーズ」

プロジェクト研究2・3年生が協力し、何度も試食を重ねて辿り着いた商品です。
東海圏で1カ月限定ながら、どこのコンビニやスーパーにも並べられる商品になりました。

中日ドラゴンズ「ドラゴンズウォーター」

「中日ドラゴンズが若者に身近な存在になるには」というテーマへの解決策として、学生ならではの視点を重視した調査を行い、球団公式サイトへリンクするQRコードを付けたパッケージを提案しました。

教員が考えるP研の学び
坂田隆文教授

私の専門はマーケティング論、中でも商品企画論です。商品企画とは世の中に新しい価値を生み出すことを目的としており、それを学生に実践してもらうために、坂田プロジェクト研究では毎年多くの企業との産学連携活動を行っています。例えば、坂田プロジェクト研究がこれまでに連携してきた企業・行政である愛知県、NTTドコモ、 カゴメ、敷島製パン、シヤチハタ、中日ドラゴンズ、中日本高速道路、名古屋市、名古屋鉄道 、ネスレ日本、富士通、ブラザー工業、マイナビ、山崎製パン、リクルートといった企業・行政は皆さんもご存知でしょう。
私が学生に指導する時には、「学生の枠に留まらない」「学生のレベル感で納得・満足しない」という方針を徹底しており、学生には一流の企業人と交流できる場を多数用意しています。それは産学連携活動だけでなく、私が主催する異業種交流会でも同様で、卒業時に100人以上の企業人の名刺を手に入れた状態で卒業していく学生も少なくありません。そういった学生は社会人になった途端、100人以上の味方を手に入れているわけです。もちろん、企業人と交流するためには、学生の素の感覚で学生らしく関わってなどいられません。社会で求められる能力を少しずつでも身につけ、社会での常識をもち、企業人に対してでも対等に「ギブアンドテイク」の関係を構築できねばなりません。坂田プロジェクト研究生ならそのプレッシャーを乗り越えられる。私はそう信じて、学生に学びの場を提供し続けています。