プロジェクト研究

弘中史子プロジェクト研究

#経営戦略 #国際経営論

弘中プロジェクト研究では、日本企業の経営戦略についてグループワークを通じて実践的に学びます。企業は自社をとりまく環境に向き合いながら,長期的な構想をたてて他社と競争しています。急速にグローバル化が進む中で、日本企業はどのような工夫で競争に勝利しようとしているのか。主としてグループ研究を通じて実践的に学びます。また、3年間を通じて、卒業後に社会人として必要になる基礎的能力もあわせて磨いていきます。

弘中プロジェクト研究の特色

学生主体 / 2〜4年生が一緒に学ぶ / ソトともつながる

学生の特徴

将来、企業への就職を目指す人、起業したいと考えている人など、さまざまな志向の学生が集まっています。学年ごとではなく、2~4年生が一緒に研究に取り組むのも、弘中プロジェクト研究が大切にしていること。多様な価値観にふれながら、卒業後のキャリアや生き方をより具体的に考えていきます。

学外活動紹介

「大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」出場

現状の社会問題を解決し、未来をデザインするビジネスアイデアを全国の学生チームから募集する「大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」に出場。日本を代表する大手企業とともにCSV(Creating Shared Value=共有価値の創造)に取り組みます。

教員が考えるP研の学び
弘中史子教授

私たちのプロジェクト研究では、企業の経営戦略を研究しています。研究を進める中で、企業へのインタビュー調査を行い、自分たちで生の情報を収集することを重視しています。また、アンケート調査を実施し、データ分析にも挑戦しています。

研究には多くの苦労があります。インタビューでは、アポイントがうまく取れなかったり、緊張してうまく質問できなかったりすることがあります。データ分析では、たくさんの時間をかけても検証がうまくいかないこともあります。研究発表の大会やコンペに参加しても、思ったような結果につながらないこともあります。

しかし、こうしたうまくいかないことや失敗も、貴重な学びにつながると考えています。

また、私たちのプロジェクト研究では、上級生と下級生の交流を大切にしています。下級生は上級生から学び、上級生はリーダーシップを磨くことを目指しています。貴重な大学時代に、できるだけ多くの人と深く関わってほしいと思っています。たくさんの苦労と喜びを共有した仲間とは、卒業後も関係が続き、社会人となって後輩たちを指導に来てくれることも多いです。こうして、絆が世代を超え、学びが受け継がれています。