エームサービス株式会社 太田桃子さん06：00 出勤・朝食の仕込み07：0010：0011：0014：0019：0023：00学生の“居場所”を目指した食堂リニューアル中京大学スポーツ振興課文・構成・撮影：学生広報スタッフ「ライト」青木晟、石井莉子、高橋苺花※シフト制営業時間はこちらから体育会クラブへの朝食提供昼食の仕込み昼食夕食の仕込み体育会クラブへの夕食提供片付け・退勤豊田キャンパス2号館ＥＡＧＬＥ ＴＥＲＲＡＣＥ（1階）／CHUGLE CAFE（2階）太田さんは管理栄養士として、イーグルテラスのメニューをすべて考案している。朝と晩に1食ずつ、昼に2食を提供しており、8週間の中で同じメニューが出ないようにと工夫している。単純計算で300種類を超えるメニューがあり、太田さん自身も「そんなにあるんですね！」と驚くほど。「最も重要なのは、設定した栄養価を守ること。多少上下しても5%未満」という設定を課し、さらに「たんぱく質は設定を上回るように、脂質は下回るようにしています」と話した。また、メニューの考え方は「まず文字に起こし、そこからレシピに起こします。この段階で栄養価を見ながら、例えば肉の部位や種類を変えるなどして調整しています」とのことで、その苦労と努力は計り知れない。豊田キャンパス2号館の学生食堂「イーグルテラス」と「チューグルカフェ」は2024年春にリニューアルオープンした。今回はイーグルテラスがどのように運営されているのか学食リニューアルに携わったスポーツ振興課の職員に話を伺った。イーグルテラスは高強度な運動をしている体育会学生にとって栄養のバランスが良い食事を安価に楽しめるアスリート食を提供するためにリニューアルされた。スポーツを頑張るアスリートにとって、食事の面からサポートする態勢が整っている。さらに、豊田キャンパスに通う学生にとって“居場所”になるような雰囲気をめざし、1階・2階の内装にもこだわったという。学生が集う空間を提供し、くつろぎながら仲間とのコミュニケーションを楽しむことができる。リニューアルされた学食は、スポーツをする学生にとっても、そうでない学生にとっても居心地の良い空間となっている。学生広報スタッフがインタビューした。ランチタイムのイーグルテラスは、学生アスリートのみでなく、一般の学生も多く利用する。そのため、「AランチとBランチで、アスリート向けと一般向けにメニューのイメージが異なるようにしています。もちろん、どちらを選んでも摂取できる栄養価に大きな差はありません」と、ここでも工夫が施されていることがわかる。そんな太田さんの思う最大のアピールポイントを伺うと、「アスリートに必要な栄養と、普通の生活でも必要な栄養はほぼ同じ。食事をするだけでそれらを補えることが学食の利点なので、みなさんにどんどん利用してもらいたいです」と語ってくれた。すべての学生に必要な栄養を11
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