スポーツ科学部 4年成績2025年10月23日、プロ野球ドラフト会議が開催され、3人の選手が指名された。歓喜の瞬間の、選手のリアルな声を取材した。あきやましゅん1 1年春から中堅手で出場。大学初アーチを満塁弾で飾り、2年春に打率300・4本塁打12打点で本塁打王を受賞し頭角を現す。3年秋には、キャリアハイの打率407を記録。4年春には打率388・4本塁打15打点で大学通算100安打を達成し、本塁打・打点王ともにベストナイン(B9)を受賞。4年夏、大学日本代表として出場した日米大学野球選手権では、打率429・出塁率500で首位打者に輝く。稀代のスラッガーは、指名を受けた瞬間もその冷静な表情を崩さず、大きく息を吐いた。「指名されるまでずっとドキドキしていた。プロ野球選手としてのスタートラインに立つことができて、嬉しい気持ちとほっとした気持ちがある」と語る。高校時代には指名漏れも経験したが、今回のドラフトまでの心境を振り返ってもらうと、「何よりチームの勝利に貢献することをモチベーションにしてきた。その中で自分自身でも成長していった結果が、今回のドラフトに繋がったのかなと思う」と謙虚に答えた。プロ入り後のレギュラー争いについては、「目標は首位打者をとること。走攻守すべてが自分の持ち味なので、いい意味で周りに影響されないように、自分の力を発揮していきたい」と語った。高い学力にも定評のある、秋山選手らしい自己分析をもとにしたコメントで、更なる飛躍を感じさせた。半田卓也監督やスカウト陣が「走攻守すべてが揃った好選手」と評する秋山選手。その頼もしい存在感でチームにチャンスをもたらし、勝利を呼び込む風になるだろう。外野手埼玉西武ライオンズ・3位指名秋山俊プロ野球ドラフト会議北海道登別市出身180cm86kg 右投げ左打ち 遠投100m 50m6秒1 仙台育英高校胴上げされる秋山選手ドラフト会議に臨む4選手ドラフト会議当日の様子はこちらから
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