成績成績成績スポーツ科学部 4年スポーツ科学部 4年スポーツ科学部 4年たかおおさわりゅうせいりょう他の球団が5〜6巡目で支配下選手の指名を終える中、7位という順位でついに指名を受けた右腕。指名の瞬間、その目には涙が浮かんでいるように見えた。指名された瞬間の心境を聞くと、「本当に、よかったな。という感じだった。嬉しい、安心という思いもあるが、色々な感情が混ざっている」と、笑顔を浮かべながら語った。本人が印象に残っていると語った完全試合な1年春、6試合に登板し3勝1敗・防御率1・84、新人賞を受賞し鮮烈なデビューを飾る。3年春より主戦、春季リーグの開幕戦で94球完全試合(リーグと、7試合で4勝1敗・防御率0・51を記録し、MVPやB9など5冠を果たす。大学日本代表に選出され、スカウトから注目が集まったが、秋はけがの影響で登板がなかった。4年春にはキャプテンに就任し、自己最多5勝、防御率1・71で自身2度目のB9に輝く。全国大会に2度、国際大会に2度出場。ぎとやだた2 はやど、輝かしい成績を残した一方で、「人生で一番苦しかった1年」があったと語るほど、けがに悩まされた時期もあった。しかし、その経験を振り返り「これからの野球人生で必ず糧になる。指名された今だから、いい経験だったと思える」と前を向いている。また、憧れの選手は同じカープの森下暢仁投手。「野球に関することすべて、プライベートなどそれ以外のことも全部聞いてみたい」と語り、その顔には笑みがこぼれていた。中京大学のエースであった髙木投手は、どんな経験からも活力を見出し、日本のエースにまで成長していくだろう。2年秋までけがに苦しみ登板がなかったものの、3年春からベンチ入り。3年秋には規定未達・未勝利ながら先発の一角を担い、4試合で防御率1・25を記録。高校時代の最速142㎞から155㎞までアップし、急成長を遂げる。4年春の全国大会では2回戦に先発し、7回3安打無失点、8奪三振を奪い、勝利投手となったことでスカウトからの評価を一気に高めた。指名の瞬間の心境について、「本当にほっとした。ホークスは育成から支配下登録されて活躍している選手が多いので、自分も頑張りたいと思った」と語った右腕。中京大学での4年間は「技術面はもちろん、けがや手術を経験したうえで、目標に向かって努力する部分が大きく成長した」と振り返る。プロ入り後については、「自分の思い描く投球スタイルは、強い直球で攻め、フォークで三振を取ること」と語った。大矢投手はキレのある球を武器に、成長への道を着実に歩んでいくだろう。2年秋からベンチ入りをし、リリーフとして3試合を防御率0・00に抑える。3年秋には8試合に登板し、対愛工大戦で初勝利を挙げると、190cmの長身から投げ下ろす直球を武器に、レギュラーとして定着した。3年春・4年春の全国大会では全6試合のうち5試合にすべてリリーフで登板。3安打5奪三振で無失点に抑えた。中、左投げの長身リリーバーとしてその貴重な存在が目立っていたが、プロ野球チームからの指名はなかった。しかし仲間が指名を受けた瞬間、誰よりも輝く笑顔で仲間をたたえていた姿はとてもまぶしかった。沢田投手の今後の活躍にも期待したい。3人の選手が指名を受ける髙木快大投手大矢琉晟投手沢田涼太投手福岡ソフトバンクホークス・育成3位指名広島東洋カープ・7位指名 愛知県名古屋市出身 180cm 80kg 右投げ右打ち MAX153km/h 栄徳高校愛知県半田市出身190cm93kg 左投げ左打ちMAX148km/h 享栄高校愛知県春日井市出身178cm82kg 右投げ左打ちMAX155km/h 中京大中京高校文・構成:学生広報スタッフ「ライト」青木晟、大石和佳奈、桑原一貴、伊藤圭汰、佐々木百音 撮影:園田真那斗、森岡奈未59年ぶり3人目)を達成する
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