れ、中京大中京高校の吉田陽菜選手(木下アカデミー所属)が優勝した。この春、高校を卒業した吉田選手は高校時代の思い出として「勉強もスケートも充実した3年間でした」と振り返った。学校対抗では、全日制課程は吉田選手と共に、高岡もも選手、門田桃愛選手の3人で出場し準優勝。通信制課程は3月の世界ジュニア選手権に出場した櫛田育良選手(木下アカデミー所属)と共に杉山菜那選手が出場し4位の成績を収めた。フィギュアスケートで世界ジュニア選手権2連覇を達成した島田麻央選手(木下アカデミー所属)が中京大中京高校の通信制課程に入学した。動画でメッセージを寄せた島田選手は「たくさんの事を学び自分を成長させるための1年間にしたいです」と意気込みを語った。また同学年には、ジュニアグランプリファイナル優勝の中田璃士選手(TOKIOインカラミ所属)も通信制課程に入学し、2023年1月の全国中学生大会で優勝した田内誠悟選手は全日制課程に入学した。プロボクシングの世界タイトル戦3試合を1つの会場で行う〝超ビッグイベント〟トリプル世界戦が2月24日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級1位の田中恒成選手(経済学部2018年度卒、畑中)はクリスチャン・バカセグア選手を3―0の判定で破り、世界チャンピオンの座を獲得した。田中選手はすでにミニマム級、ライトフライ級、フライ級の3階級で王座獲得をしており、日本男子3人目の4階級制覇を21戦目という最速で達成した。試合は序盤から田中選手が効果的なパンチを繰り出してリードを奪った。ボディーやアッパーを的確にヒットさせ、大差の判定勝ちでチャンピオンベルトを手にした。後日、畑中ジムで練習中の田中選手を訪ね、「いいボクシングだったね」と言うと、「試合終了のゴングと同時に感じたのは悔しさでした」と振り返った。「思い通りの試合運びで倒せると思った。倒さなきゃと」。ノックアウトできなかったのを悔やんだのだ。田中選手は大学2年で最軽量のミニマム級世界チャンピオンとなり、そのころ、すでに5階級制覇を目標にしていたような記憶がある。「今後の目標は?」。やはり「バンタム級を制覇して5階級制覇を目指したい」と返ってきた。「ただ、その前にスーパーフライ級の世界で1人のチャンピオンになりたいです」。どういうことか。実はボクシング界には現在、田中選手のWBOのほか、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)と計4団体があり、それぞれにチャンピオンが存在する。それを統一したいというわけだ。今後もチャレンジは続くが、まずはWBOスーパーフライ級の防衛戦からとなる。「今年中にあと2試合をイメージしています。次の試合は夏になるでしょう」と連日、2人のトレーナーとともに練習に励んでいる。第73回全国高等学校フィギュアスケート選手権大会が1月17〜21日に茨城県ひたちなか市の山新スイミングアリーナで開かフィギュアスケートインターハイ中京大中京高校新入生入学1111011010101110111111100島田麻央選手©共同通信社附附附附附属属属属属高高高高高高校校校ののののの最最最最新新新新ニニニニュューーースススをををををおおお届届届届届届けけけけ!!田中恒成選手
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