中京大学スポーツ_vol30
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2024年シーズン、中京大学女子ソフトボール部は圧巻の活躍を見せた。第56回西日本大学ソフトボール選手権大会では見事優勝を果たし、続く第59回全日本大学女子ソフトボール選手権大会(全日本インカレ)では堂々の準優勝を飾った。そして、大学生チームとして最も注目を浴びたのが第76回全日本女子ソフトボール選手権大会(皇后杯)での戦いだった。女子ソフトボールにおける国内最上位リーグであるJDリーグのトップチームがひしめく中で、創部初のベスト4入りを達成し、大学勢としては18年ぶりの快挙となる3位入賞を果たした。この結果は、大学ソフトボール界の歴史に名を刻むものとなった。さらに、10月に台湾で開催された第4回女子大学ソフトボールアジアカップ2024では、中京大学から4人の選手が女子大学日本代表として選出され、見事優勝。国際舞台でも日本の力を示す形となり、選手たちは貴重な経験を積んだ。この輝かしい戦績を支えたのが、2024年シーズン副主将としてチームを牽引してきた竹田愛佳選手(スポーツ科学部4年)と村田涼香選手(スポーツ科学部4年)である。彼女たちにチームの強さの秘訣や、ソフトボールにかける思いを語ってもらった。中京大学へ進学した理由千葉県の高校に通っていた竹田選手は高校時代から「日本一」を目指し、練習に打ち込んできた。大学進学を考えた際には、関東の強豪校の練習にも参加したが、高校時代の戦術が似ていたことや練習の雰囲気、練習環境を踏まえた上で「中京大学で日本一を取りたい」という強い意思を持ち、進学を決意した。一方、愛知県の高校に通っていた村田選手は、高校時代、一度ソフトボールから離れる決断をした。しかし、その後の生活の中で「ソフトボールに没頭し、一生懸命頑張っていた自分が一番輝いていた」ということに気づき、「中京大学で日本一を目指して頑張り、もう一度輝く自分の姿が見たい」という思いを胸に、女子ソフトボール部 新チーム始動!5

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