教員紹介
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中村 努 准教授

名前 中村 努 准教授  (なかむら つとむ)
学位 博士(学術)
出身校 東京大学大学院総合文化研究科
出身地 兵庫県 出身
研究室 豊田キャンパス9号館 7階
ウェブサイト 個人のウェブサイト

自己紹介

子どものころから環境問題に関心があり,理学部(地質学)に在籍しました。
大学院では人文地理学を専攻し,医療機関や企業の立地行動から地域格差の問題に取り組んできました。
現在は地理学の視点から,①地域包括ケアシステムの再編成プロセス,②救援物資のロジスティクス,③医療供給体制の国際比較,④地理学の成果を踏まえた地理教育の実践,をテーマに研究しています。授業では地域に生じるさまざまな現代的課題を実態に即して多角的,総合的に理解できるよう努めています。

学会・公職活動

日本地理学会,経済地理学会,人文地理学会,東北地理学会,地区防災計画学会

主な著書・論文

【著書】
(単著)
『医療システムと情報化―情報技術の受容過程に着目して―』(ナカニシヤ出版,2019年).

(共著)
『救援物資輸送の地理学』(ナカニシヤ出版,2017年).
『地図でみる日本の健康・医療・福祉 』(明石書店,2017年).

(分担執筆)
『流通空間の再構築』(古今書院,2007年).
『日本のすがた〈4〉中部地方』(帝国書院,2013年).
『小商圏時代の流通システム』(古今書院,2013年).
『インターネットと地域』(ナカニシヤ出版,2015年).
『東日本大震災と地理学』(笹氣出版,2018年).
『新・日本のすがた④中部地方』(帝国書院,2021年).
"Community-based Integrated Care and Inclusive Society: Recent Social Security Reform in Japan" (Springer, 2021年).
『地理学事典』(丸善出版,2023年).
『フィールドから地球を学ぶ』(古今書院,2023年).

(監修)
『白髪山のお材木―高知県本山町地域学習副読本―』(高知県本山町,2021年).
『白髪山のお材木―高知県本山町地域学習副読本改訂版―』(高知県本山町,2023年).

【論文】
「台湾緑島のケア供給における重層的ローカル・ガバナンス」(『人文地理』73:55-74,2021年).
「中山間地域の生活支援ニーズと地域福祉活動の特徴―高知県いの町吾北地区を事例に―」(『E-journal EGO』16:201-218,2021年).
「2021年学界展望 流通・交通・サービス」(『人文地理』74:312-318,2022年).
「地域福祉におけるローカル・ガバナンスの変遷―高知市の事例― 」(『E-journal EGO』17:369-383,2022年).
「京都市における在宅医療体制の地域的展開」(『都市地理学』18:38-46,2023年).
「愛知県の都市部における協同によるケア供給体制の空間特性」(『都市地理学』19:38-50,2024年).
など。

学内担当クラブならびに役職

社会系列主任

担当科目

人文地理学
地域らしさの探究
日本事情Ⅱ
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