稲垣　智恵 講師

自己紹介

私の専門は中国語学です。近現代中国語の文法や、言語接触による言語の変遷を研究しています。
中国語をはじめたのは、中学生のころ、発音がきれいだなと思ったことがきっかけでした。
ほんのささいなことでしたが、中国語を学ぶことで、その背景にある広い世界を知ることができました。
言語のみならず、人は学ぶことで、自分の生きる世界をより多彩に、より自由にすることができるのだと思います。
学生の皆さんには、ぜひ多くのことに興味を持ち、学び、自分の世界を豊かなものにしていって欲しいと考えています。

学会・公職活動

中国近世語学会
日本中国語学会
世界漢語教育史研究学会

主な著書・論文

「《英語週刊》に見られる「直訳体」と「意訳体」について」『関西大学中国文学会紀要』関西大学，2021年3月
「『北京官話全編』に於ける“V着”の用法に関して」『北京官話全編の研究：下巻』関西大学，2018年3月
「“定語＋人称代名詞”構造は「欧化文法」か否か」『中国語研究』白帝社，2013年
「关于“程度副词＋名词”：以“做人不能太CNN”为说」『中国語研究』白帝社，2011年
「経験義」を表す“过”について：新興語法の観点から」『東アジア文化交渉研究別冊』関西大学，2011年

担当科目

中国語基礎A/B
中国語応用Ⅰ/Ⅱ
応用中国語C
応用中国語D
異文化研究