林 久博 教授
名前 | 林 久博 教授 (はやし ひさひろ) |
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学位 | 博士(文学) |
出身校 | 名古屋大学大学院文学研究科独文専攻博士課程修了 |
出身地 | 岐阜県 出身 |
研究室 | 豊田キャンパス9号館 7階 |
自己紹介
専門はゲーテを中心としたドイツ文学。高校時代、読書感想文でゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読んで以来、なんとなくドイツ文学に関心を持つようになりました。また英語以外の外国語を勉強してみたい、という気持ちもありました。(英語教師をしていた母親に反発する気持ちもありました。)今思えば、ともかく岐阜の田舎町から脱出して広い世界を覗いてみたい、という気持ちが強かったように思います。あれから30年以上の年月が経ちドイツ文学者となった私は『若きウェルテルの悩み』の解説本を書くことになりました。とても不思議な気持ちがしましたが、若い時代の読書が自分を導いてくれたのだと思っています。大学に入学した皆さんに是非ともお伝えしたいのは、読書をすること、そして仲間と語り合うこと、この二点を大切にしてほしいということです。そうすれば充実した学生生活が送れると断言します。
学会・公職活動
日本独文学会、日本独文学会東海支部、日本独文学会ドイツ語教育部会、日本比較文学会、日本文体論学会
主な著書・論文
『ともに学ぶドイツ語[三訂版]』[共著]、白水社、2023年
『対訳 ドイツ語で読む「若きヴェルターの悩み」(CD付き)』、白水社、2019年
『ともに学ぶドイツ語[改訂版]』[共著]、白水社、2019年
『教養小説、海を渡る』[共著]、音羽書房鶴見書店、2018年
「『若きヴェルターの悩み』における編集者について」『ゲーテ年鑑』第56巻、2017年
「教養小説研究の現状と課題」『ドイツ文学研究』47号、2015年
『ともに学ぶドイツ語』[共著]、白水社、2015年
学内担当クラブならびに役職
教養教育研究院長担当科目
全学共通科目:ドイツ語基礎B、ドイツ語応用I/II、異文化研究文学部:比較文学I/II