アルファロ,フランシスコ 准教授
名前 | アルファロ,フランシスコ 准教授 (ALFARO, Francisco) |
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学位 | 修士 (人間科学・教育) |
出身校 | グアテマラ国立サン・カルロス大学 (教育学士)
大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程 (人間科学・教育) 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程 単位取得満期退学 (国際協力学・教育) |
出身地 | グアテマラ共和国出身 |
研究室 | 名古屋キャンパス14号館 5階 |
自己紹介
私の母国は、多文化国家で、22のマヤ言語、ガリフナ語、シンカ語、スペイン語が使われています。仕事で小学校におけるバイリンガル教育プログラムを知る機会があり、その経験から言語習得の重要性だけでなく、教授法とその実施の複雑さをも深く考察することになりました。
私は、経済面だけでなく、文化社会的な側面でも、国が発展するためには、教育が有力な道具であると信じています。それゆえに、若い世代への教育を通じて日本社会に貢献し、また、イスパノアメリカ文化、スペイン語という言語の知識を共存・共生のための基盤として、異文化間の友好関係を強化してゆきたいと考えています。 それは、ますますグローバル化する現代社会での広い視野を持ち、開かれた社会のなかで共存するさまざまな文化を尊重できる人材を育成するためには、外国語習得は、非常に重要な役割を果たすからです。
語学を教えるということは、言語学的側面を越えて、社会文化的側面を取り入れた、異文化の発見と理解への手段と考えています。
学会・公職活動
日本比較教育学会
異文化間教育学会
多文化関係学会
日本・スペイン・ラテンアメリカ学会 -CANELA-
日本イスパ二ヤ学会
主な著書・論文
「母語教室運営におけるアクター間の連携の現状と課題 -兵庫県における学校とNPOの取り組みからー」
(共同) Bulletin of Nagoya Association for Multicultural Studies. Number 9. (2012)
"Interview Survey on Latin American Students in Japanese Junior High School" Asian Educational Study Monographs. Graduate School of Education. Kyoto University. Number 10. (2011)
"Local Government Participation in Financial Management of Public Elementary Schools: A Case Study of Japan and Guatemala" (co-author) Journal of Human Environment Studies. Volume 8, Number 1. (2010)
"The Situation of Latin American Junior High School Students in Japan:
Japanese Teachers’ Perspectives". Bulletin of Nagoya Association for Multicultural Studies. Number 7. (2010)
"Integration of Latin American Immigrants into the Local Educational System in Japan". International Conference of Education Research and Innovation –ICERI-. Madrid, Spain. (2009)
"Español como Lengua Materna". (Co-author). The Nippon Foundation. Sagawa Publishers Co. Ltd. (2008)
担当科目
スペイン語 (I,II,III,IV)演習 (I,II,III,IV,V,VI)
教養テーマゼミ (スペインとラテンアメリカ研究)
基礎ゼミ (レポート・論文の書き方入門)
海外課題研究 (スペイン留学プログラム)