日付 | 2013年11月27日(水) |
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タイトル | 論文中間報告会 |
報告者 | 森山 亜美(博士後期課程3年) 堀 最(博士後期課程3年) 川口 文明(博士前期課程2年) 中根 大志(博士前期課程2年) |
場所 | 中京大学名古屋キャンパス9号館第1会議室 |
法学研究科では、学位論文提出を控えた大学院生が研究の中間報告を行い、それに対して法学研究科所属の専任教員および大学院生・大学院進学奨励生が質疑を行う論文中間報告会を年に2回開催している。
今回の報告会では、博士後期課程3年生の2名および博士前期(修士)課程2年生の2名が修士論文の中間報告を行った。博士後期課程に在学する森山亜美氏(刑事法専攻)は「女性の性的搾取を目的とした人身取引犯罪の被害者の支援について:損害回復制度新設に関する一試論」と題する報告を、堀最氏(法史学専攻)は「民法典論争と入会権:法と慣習に関する法史学的考察」と題する報告を行った。博士論文に向けた報告であるため、出席した教員および大学院生とハイレベルな質疑応答が繰り広げられた。
また、修士論文に向けた報告として、川口文明氏(民法専攻)は「契約が不法行為責任の成立に与える影響についての一考察:特に請負人の契約外の瑕疵物転得者に対する不法行為責任の成否を中心として」と題する報告を、中根大志氏(法哲学専攻)は、「討議民主主義論に関する理論的考察:制度重視モデルの擁護」と題する報告を行った。両名とも修士論文の提出〆切を間近に控え、力の入った報告であった。