法学研究論集

第21号

表紙
論説 製造物責任における一考察 岩田 誉
憲法とマス・メディアをめぐる問題の考察(1) 山根 改
逋脱犯についての一考察
―逋脱犯罪に係る企業処罰の在り方―
上島鋭一
研究
ノート
サイバーストーキング 鈴木 晃


第22号

表紙
論説 過労自殺 ―行政訴訟・民事訴訟の動向と問題点― 石川由恵
中国における社会主義市場経済下の労働組合の機能
―労使関係の変遷をめぐって―
金 宇紅
犯罪被害者の人権についての考察(1)
―憲法における犯罪被害者の人権の位置づけをめぐって
山根 改
「司法のアカウンタビリティ」試論
―刑事判例研究を素材として―
横瀬浩司


第23号

表紙
論説 後遺症と示談
―追加請求権放棄の確定効と後遺障害―
梅村英行
台湾統治初期の初等教育政策についての一考察
―日本教育史の視点から―
津吉優樹
第一次世界大戦後における戦後構想と外交展開
―パリ講和会議における人種差別撤廃案を中心として―
永田幸久
労働組合の構成代表義務論
―日米の団体交渉構造の比較の中で―
那須祥子
判例
研究
請負契約における中間生成物の所有権の所在
―製版フィルムの廃棄に基づく損害賠償請求事件―
加藤照康
研究
ノート
「校則」と「自己決定権」についての若干の考察 江場純一


第24号

表紙
論説 中国と日本における取締役競業禁止義務 陳 海峰
前納金返還請求訴訟の現状について
―消費者契約法施行後の判例から窺われる到達点を中心として―
岩田 誉
児童虐待と刑事法の対応 小原宏之
ラジオ体操導入と厚生省設置
―国民体位低下問題を中心に―
中川彰太
「首相公選制」についての若干の考察 江場純一


第25号

表紙
研究
ノート
中国上場会社準則の仮訳と若干の検討
―委員会型統治機構の採用における中日会社法の比較を手がかりとして―
陳 海峰
論説 台湾総督府の衛生政策と台湾公医 鈴木哲造
戦犯裁判の本質
―アジア・太平洋戦争とイラク戦争における捕虜虐待事件を通じて―
高橋宣明
近代日本における捕虜
―日清、日露戦争と第一次世界大戦における捕虜取扱いの比較研究―
森 雄司
ローンカード犯罪の罪数
―最高裁平成十四年二月八日第三小法廷決定を中心にして―
横瀬浩司
先端科学技術研究と憲法問題
―クローン技術との関係をもとに―
江場純一