Doctoral Course For working people

博士後期課程工学専攻

社会人向け

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For working people

工学分野の学位取得を目指す社会人の方へ

働く社会人に開かれた
大学院があります

中京大学工学研究科工学専攻博士後期課程(2019年4月開設)は、
働きながら博士(工学)の学位取得を目指そうとする社会人の方を、学生として積極的に受け入れる予定です。
すでに修士の学位をお持ちの方や、学部卒業後に企業で研究に携わっている方は、ぜひ以下の内容をご覧いただき、
当研究科で研究者としての幅を広げながら、博士の学位を取得することを考えてみませんか。

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授業科目の夜間開講
平日の夜間(6限⇒18:20~19:50、7限⇒20:00~21:30)と集中講義(日程は履修者と調整)により、修了に必要な単位をすべて修得することができます。
専門科目は最低でも2科目4単位以上修得する必要がありますから、週に1日又は2日、集中講義を履修する場合は、週に1日と集中講義期間は大学に通っていただく必要があります。
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オンライン授業
研究指導科目のみ、自宅や職場でオンライン授業を受けることができます。(研究内容によっては、数回の通学を要する場合があります。)
この授業は、インターネット上ではありますが対面で行うことを基本としていますので、授業を受ける環境には一定の条件があります(詳細は、出願前に教学部大学院事務課までお問い合わせください)。
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社会人向けの特別入試
修士の学位を有し、かつ、入学時に社会人として2年以上の実務経験を有する方であれば、「社会人選抜」枠での出願が可能です。
選抜方法は、①出願書類、②英語、③口頭試問(研究業績及び研究計画を中心とする)です。
英語は、試験当日の筆記試験ではなく、これまでに受験した英語試験結果(TOEIC等)又は自らが英語で執筆した論文を提出いただき、その結果を本学で点数化します。
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これまでの研究実績を活用
これまで研究に従事されてきた方の中で、筆頭著者として学術誌(査読付)に論文が掲載されたり、国内・海外の学会で研究成果を発表されたりしたことはありませんか。
工学研究科博士後期課程では、そのような研究実績を学位申請に活かせるよう最大限の配慮をする予定です。具体的には、後述「Q&A」を参照してください。

Q&A

博士後期課程への入学Q&A

博士後期課程で学ぶことのメリットを教えてください。
主なメリットを以下に列挙します。ぜひ参考にしてください。
①これまで自分が行ってきた研究をまとめる絶好の機会になります。
②大学教員の指導を受けながら研究を進め、その成果を博士論文にまとめていく過程で、専門知識をさらに深め、理論的な裏付けを強固なものにしていくことができます。
③自分の研究分野のみならず他分野の最新の研究動向に触れることができます。
④研究成果の発表能力や論文執筆能力、研究倫理などの知識を身につけることができます。
⑤研究分野によっては、大学教員と共同研究を行い、学会発表や学術誌への投稿など研究実績を積むことができます。
オンライン授業とはどのようなものですか。
オンライン授業を受講するにあたり、自分で準備をすることはありますか。
通学するのではなく、自宅や職場等でインターネット等による通信手段を利用して受ける授業です。本学で行われるメディアを利用した授業はすべて対面形式となります(通信教育ではありません)。
パソコンやインターネット環境(画像・音声)などをご自身で準備していただく必要があります。なお、その準備の費用及び通信費は自己負担となりますのでご理解ください。また、授業を受ける場所は、授業に集中できる静穏な環境であることも大切です。
博士後期課程の標準修業年限は3年ですが、
例えば2年や1年で早期修了(早期学位取得)することは可能ですか。
修士の学位をすでにお持ちの方であれば、研究の進捗状況によっては、3年未満(最短1年)で学位の取得が可能です。本学学則においても、優れた研究業績を上げた者については、博士課程に3年以上在学すれば(博士前期課程又は修士課程の在学期間2年を含む)、修了を認めることができると規定しています。優れた研究業績の判断としては、前述A3に記載した博士学位申請資格を質又は量において超えている必要があります。
博士の学位を申請するにあたり必要な資格(要件)を教えてください。
また、入学前に投稿した論文を博士学位申請要件に含めることは可能ですか。
博士学位申請資格として以下のすべてを満たす必要があります。
①博士後期課程に3年以上在学し(見込を含む)、必要な研究指導を受けたうえ、所定の修了所要単位を満たすこと
②在学中であること、研究指導教員から学位申請の承認を得ていること
③査読付き学術論文を2編以上有していること(少なくとも1編は本研究科専任教員との共著であること、少なくとも1編は本研究科博士後期課程入学後に採択されたものであること、原則として筆頭著者であること)
2編中1編は本学博士後期課程入学前に採択された査読付き論文でも構いませんが、博士学位論文と内容がかけ離れている場合は、原則として認めることができません。
最終学歴が学部卒業であり修士の学位を取得していませんが、
博士後期課程の出願資格を得ることは可能ですか。
最終学歴が学部卒業であっても、卒業後に大学、研究所等において2年以上研究に従事した方で、工学研究科が当該研究の成果等により、修士の学位を有する者と同等の学力があると認めれば、出願資格を得ることができます。出願資格審査が必要となりますので、出願開始日の2か月前までに中京大学教学部大学院事務課までご連絡ください。
※上記の出願資格を得て入学された方は、博士後期課程を早期修了(前述A4)することはできません。
進学を検討するにあたり、
研究指導を志望する教員と事前に面談等を行うことはできますか。
可能です。教学部大学院事務課に問合せをしていただければ、日程等の調整をさせていただきます。
大学に入学するにあたり職場の同意が必要ですか。
書面などの提出は必要としませんが、仕事と大学での学びを両立させることになりますので、然るべき部署や職場の上司の方に相談されることを薦めます。

<本件に関する問い合わせ>

中京大学教学部大学院事務課
名古屋キャンパスTEL:052-835-9863
豊田キャンパスTEL:0565-46-6141