私のゼミでは「とにかくしゃべる」ことを大事にしています。労働や社会保障に関わる具体的な問題を、みんなで一緒にディベートをするという方法で進めますが、しゃべって・しゃべって・しゃべりまくって、そして、ゼミ生のみんなに突っ込まれてください。「自分と意見の違う人と真剣に議論できる(それによって新たな発見ができる)」ことこそ、大学のおもしろいところです。そのおもしろさを体感してください。
もちろん、ゼミ内の交流も大事にしています。課外活動やゼミ合宿を通して深めたゼミ生同士の交流、ゼミ生と私との交流は卒業後も続いています。
大学生活のなかで必ず身につけておくべき能力があります。それは、「自分の意見をわかりやすく伝える能力」と「自分の意見を説得力をもって伝える能力」です。この演習ではこれらの能力を身につける訓練をします。演習は大きく3つの段階にわけて進められます。
①春学期は、担当教員の用意したテキストのなかから関心のあるテーマを選んで、みんなで議論します(例えば、高速道路は無料化すべきか?小学校からの英語教育は必要か?)。
②秋学期の前半は、「法律または政治」に関わるものにテーマを限定し、みなさんが4~5人のグループになって具体的なテーマを決め、自分たちで調べて、それを報告してもらいます。
③秋学期の後半は、①・②で身につけた「報告の作法」をベースに、自分なりの工夫を加えて個人報告をしてもらいます。
報告と議論に必要な、「準備の仕方」「報告の仕方」「議論の仕方」について適宜アドバイスをしながら進めていきます。ですから、総合的なプレゼンテーション能力も身につけることができるでしょう。
2021年度
「入門演習(1年生ゼミ)」
ゼミ生 吉村 優季
私が、柴田先生のゼミに1年間所属して学び、身につけることができたことを2つご紹介します。
1つ目は、メールやレポートのマナーや作法が身についたことです。
大学生活が始まると、先生にメールを送ることや、パソコンでレポートを作成する機会が増えます。その際に、マナーや作法を知っているのと知らないのとでは大違いです。「ゼミでそんなことを教えてくれるの?」とお思いになる方もいるかもしれませんが、先生はマナーや作法を丁寧に教えてくださいました。これは大学生の間だけでなく、社会人になっても通用することです。
2つ目は、人前で話す時に緊張することが減ったことです。
ゼミの中では、自分の意見を発信するチャンスがたくさんあります。どんどん自分の思ったことを発信していくことが大切だと、1年を通して感じました。これも、どんどん経験を積むことで、社会に出た際に一歩リードすることができます。
失敗は恥ではありません。むしろ、失敗を恐れて挑戦しない方が恥です。ゼミの仲間からたくさん突っ込まれながら、たくさん成長することができるのが柴田先生のゼミです。
このゼミは、学生同士の仲がとてもいいです。私の知り得る限りでは、1年生のゼミで一番、交友関係を深めやすいです。
ゼミ選びに迷っている皆さん、ぜひ柴田先生のゼミで最高のスタートを切ってください!
2018年度
「入門演習(1年生ゼミ)」
ゼミ生 稲田 羽菜
私が柴田ゼミに1年間所属して身についたことや、学べたと感じる能力は2つあります。
1つめは、自分の意見をはっきりと発言することです。私は人前で発言をすることがあまり得意ではなく、自分の考えや意見を発信することには消極的でした。しかし、ゼミ内で柴田先生の「自分の意見を言えることが大切であり、反論が来るのは良い意見の証拠」という言葉を聞き、意見を言うことが恥ずかしいと思っていた今までの考えを改めようと思えました。今では自分の意見をはっきりと言えることを誇りに思っています。
2つめは、他人の意見を聞き、自分の考えを深める能力です。ゼミ内の討論では、自分と全く同じ意見の人はいません。自分とは異なる価値観や考え方を持つ人が、その人なりに考えて辿り着いた結論を受け取ったときにどう噛み砕くかをゼミの中で学ぶことができました。他人の意見を聞いて自分の思考を深め、物事を新たな視点から見ることができるようになったのは柴田ゼミで学べたからだと思っています。
柴田ゼミは楽しむことと真面目に取り組むことの切り替えがはっきりしていて、ゼミ内の雰囲気が自然と良くなるような素晴らしいゼミだと私は感じます。大学生として必要なスキルを楽しみながら身につけたいと思っている方は、ぜひ柴田ゼミで大学生活を充実したものにしてほしいです!
みなさんのなかで将来労働法と無関係に人生を送る人はほとんどいません。でも、みなさんは次のように聞かれたら自信をもって自分の意見を言うことができますか?自分と違う意見をもつ人に、「説得力をもって」自分の立場を説明することはできますか?
・卒業しても仕事なんてしたくありません。「労働」は「権利」ですかvs.「義務」ですか?
・安定が一番だから給料は年齢・勤続年数を基準に決定してほしいvs.年齢にかかわらず自分の能力を評価してほしいので給料は成果・業績を基準に決定してほしい
・少子化問題の解決にはどちらが大事ですか?女性が働きやすい環境を整備するvs.女性は働かずに家庭にとどまる
私のゼミでは、以上のような労働に関わる具体的な問題を、みんなで一緒にディベートをしながら考えていきます。
また、以下のような特別企画も実施しています(状況に応じて、オンラインで行っています)。
・実際に社会で働いている人(民間企業も公務員も)をゼミに招いて「働く」ことについて話してもらいます。もちろん、みなさんからの質問は自由です。
・ゼミ内の交流も大事です。様々なイベントを通してゼミ生同士の交流を深めています。
2023年度
「専門演習Ⅰ(3年生ゼミ)」
ゼミ生 永﨑 竜汰
こんにちは。3年生を柴田ゼミで過ごした永﨑竜汰です。
今回私は柴田ゼミで過ごした中で率直に感じたことについて2点お話しさせていただきます。
まず、1点目は自分自身が頭の中で考えていることをいかに相手に理解してもらえるように話す能力がつくということです。
第一に、ゼミ生全員が話すことが得意なわけではありません。また、全員が全く同じ意見を持つこともないなかで、データを用いたり、筋の通った順序でのプレゼンをしたりと様々な角度から説得力のある意見を組み立てる力が身につくと感じました。
その意見に対するフィードバックも先生から必ずいただけるので、常に成長できると思います。
2点目は授業内外でゼミ生同士や先生と交流する機会が多いので自然と良い雰囲気で過ごすことができているということです。
グループワークを通して意見を出し合いながら普段の生活のお話をしたり、ゼミ合宿や飲み会などで盛り上がったりと楽しいこと間違いなしです!
1年間充実したものにされたい方、ぜひ柴田ゼミの受講をお勧めします!
2021年度
「専門演習Ⅰ(3年生ゼミ)」
ゼミ生 鈴木 見和子
こんにちは。3年生を柴田ゼミで過ごした鈴木見和子です。
ゼミの特徴についてはほかの先輩方の声でわかる通りなので、私は柴田ゼミで過ごしてみて感じたことについてまとめたいと思います。
柴田ゼミには尊敬する先生と、意欲の高い学生がいると感じます。柴田先生は、「間違った意見はない」とよく仰っており、学生の意見を否定することはありません。学生の意見に対しては、的確なアドバイスと新しい視点からの意見をくださいます。
学生については、意欲の高い学生が集まっていると感じます。柴田ゼミは各々の個性が尊重される積極的なゼミなので、学生も積極的な人が集まります。ディベートやプレゼンテーションを通して、他の学生のたくさんの意見に触れることができ、視野が広がります。グループワークも多いため、ゼミ生同士の距離も自然と縮まり、お互いを刺激し合えるいい関係を築くことができます。
柴田ゼミは楽なゼミではありませんが、頑張った分だけ成長できる素晴らしいゼミです。ゼミ選びに迷っている方にはぜひ柴田ゼミをおすすめします!
(撮影時のみマスクを外しております)
2020年度
「専門演習Ⅰ(3年生ゼミ)」
ゼミ生 矢原 圭祐
私は柴田ゼミの特徴として、2点挙げます。
1点目は、「議論が活発である」ことです。今年は、感染症の影響により1年を通じてほぼオンラインでのゼミとなりましたが、オンラインであっても議論は活発に行われました。柴田先生はゼミ生のどのような意見に対してもアドバイスをくださり、先生のサポートによってディベートが活性化し、広い範囲で物事を考えることができました。私も、ゼミの時間に多く発言し積極的にディベートに参加しました。その結果、物事を自由に考え、わかりやすく話し、多くの人を説得する力を身に付けられたと思います。ゼミの時間はとても頭を使う反面、とても楽しく充実したディベートなどができることをぜひ体感してほしいと思います。
2点目は、「ゼミ生同士の距離が近い」ことです。残念ながら今年は、合宿やゼミ全体での交流会が感染症の影響で開催できませんでしたが、他の授業などのゼミ以外でも話す場面が多くあり、柴田ゼミ内での一体感は、どこよりも劣らないと思います。
これらは柴田ゼミでしか体験できないため、ぜひ受講されることを強くお勧めします!
2018年度
「専門演習Ⅰ(3年生ゼミ)」
ゼミ生 水野 花保
こんにちは。3年生を柴田ゼミで過ごした水野花保です。
はじめに、柴田ゼミの特徴をまとめておきたいと思います。
私が柴田ゼミに所属していて感じることは尊敬する良い先生と学生がいるという事です。
先生については、他の先輩方の声を読んでわかる通りの先生です。学生の意見を最後まで聞いてからアドバイスをくださったり背中を押してくださいます。とても心強い尊敬する先生です。
学生については素晴らしい同期と尊敬する先輩方がいます。まず、素晴らしい同期についてです。私の同期は個性豊かで、明るい雰囲気です。グループワークではより良いプレゼンが出来るように力を合わせます。個人同士では良きライバルで、切磋琢磨していくことができる関係です。また、スポーツ大会やBBQなど遊びの場ではみんなで遊びます。遊ぶ時は本気で遊び、やる時は本気でやるという感じです。私はそんな同期が大好きです。
また、尊敬する先輩方が沢山います。特に1つ上の先輩方とは接する機会がとても多く、とても仲良くして下さいます。プレゼンなどで詰まってしまった時はアドバイスをくださったり、先輩方のプレゼンから学ぶ事が沢山ありました。先輩方のゼミに対する姿勢をとても尊敬しています。
私は柴田ゼミに所属してとても成長できたと感じています。もし、私や先輩方の声を読んで柴田ゼミ面白そうだなと感じて頂けたら幸いです。
2017年度
「専門演習Ⅰ(3年生ゼミ)」
ゼミ生 花井 佑輔
こんにちは!3年生を柴田ゼミで過ごしました、花井佑輔と申します!
はじめに、柴田ゼミの特徴をまとめておきたいと思います。
柴田ゼミは、「親しみやすい先生」のもとに「意欲ある学生」が集まり、「労働を題材」に活動しているゼミです。
次に、1つ1つの要素に注目します。
まずは「親しみやすい先生」です。
柴田先生はよく「間違った意見なんて無い」と仰ります。その言葉通り、学生の意見を頭ごなしに否定する事は無く、積極的な発言を尊重してくれます。そして、学生が見つけられなかった視点からの意見やデメリットを教えてくださる為、非常に頼りになります。
次に「意欲ある学生」です。
柴田ゼミは積極的に活動するゼミであることから、学生も積極的な人が集まります。その為、成長するには良い環境であり、頼りになる仲間も得られる良いゼミだと私は感じました。
最後に「労働を題材」です。
私たちにとって労働は身近なものです。
もし労働を知らなければ、就職した先で職場の間違いに気づくことすらできません。だからこそ、柴田ゼミで労働を学ぶことは非常に有意義であると私は思います。
以上です。私の声が参考になれば幸いです。
労働法と社会保障法はこれからのみなさんの人生に大きく関わります。でも、みなさんは次のように聞かれたら自信をもって自分の意見をいうことができますか?自分と違う意見をもつ人に、「説得力をもって」自分の立場を説明することはできますか?
・会社は労働者の外見(服装,髪の色・長さ、ピアス…)に干渉すべきvs.干渉すべきでない
・就職できない若者に対する保障として有効なのは、お金を付与(就職支援手当)することvs. 能力を付与(職業訓練・技術教育の実施)すること
・児童手当の支給に、年収要件を設けるvs. 年収にかかわらず支給する
私のゼミでは、以上のような労働や社会保障に関わる具体的な問題を、みんなで一緒にディベートをしながら考えていきます。
また、以下のような特別企画も実施しています(状況に応じて、オンラインで行っています)。
・実際に社会で働いている人(民間企業も公務員も)をゼミに招いて「働く」ことについて話してもらいます。みなさんは自由に質問してください。
・ゼミ内の交流も大事です。様々なイベントを通してゼミ生同士の交流を深めています。
2022年度
「専門演習Ⅱ(4年生ゼミ)」
ゼミ生 武田 優衣
私は3、4年生を柴田ゼミで過ごしました。最初に申し上げておきますと柴田ゼミは楽なゼミではありません。しかし、その分得られるものが大きく、このゼミで過ごした2年間は本当に実りある時間であったと思っています。
主な活動内容としては、プレゼンテーションとディベートを行います。私はこのゼミに所属した当初は人前で発言することが大の苦手で「自分の意見が間違っていたらどうしよう」と考えてしまい、毎回のゼミで緊張していました。しかし、柴田先生は「今発言した人たちは誰も間違ったこと言ってないよ」と何度も仰ってくださるのでゼミ活動を通していく中で、自分の意見に自信が持てるようになっていきました。そのおかげで公務員試験の面接では多少緊張はしましたが、堂々と受け答えをすることができました。
また、柴田ゼミでは卒業した先輩方や他学年のゼミ生の方々と交流する機会があり、学生生活や就活のアドバイスを聞くことが出来ます。人前で話すことに対する苦手意識を無くしたい、自分の考えを上手く人に伝える力を身に付けたい、有意義な学生生活を送りたいという方には是非柴田ゼミに入っていただきたいです。
2021年度
「専門演習Ⅱ(4年生ゼミ)」
ゼミ生 水谷 日香梨
私は柴田ゼミで物事を論理的に考え、伝える力が身についたと考えています。
内容としては、主にディベートとプレゼンテーションです。
ディベートでは、対立する立場の仲間と議論をする為意見がぶつかることもよくあります。でもそれはその意見が間違っているからではありません。そして柴田先生はどんな意見でも絶対に否定をすることはありません!
私は、最初は自分の意見に自信がなく、あまり発言することができませんでしたが、このような環境のおかげで徐々に自信を持って発言できるようになりました。
プレゼンテーションでは、グループのメンバーとテーマの決定から発表の準備まで行うため大変なこともありますが、その分とても達成感もあります。
また、これらの活動以外にも社会人の方のお話を聞ける機会等もあります。
最後に、柴田ゼミは楽なゼミではありませんが、その分得られるものが沢山あります!
私も柴田ゼミで学んだことは就職活動など多くの部分で生かすことができました。
ゼミ活動を通して成長したい、意欲的な仲間とゼミを楽しみたいと思っている方には是非柴田ゼミをお勧めします!
(写真は2019年に撮影)
2020年度
「専門演習Ⅱ(4年生ゼミ)」
ゼミ生 大橋 茜
私は3、4年生のときに柴田ゼミでお世話になりました。2年間で話す力や考える力が確実に身につき、柴田ゼミに入ってよかった!と思っています。どのゼミに入るか検討中の方にはぜひおすすめしたいです。
ゼミではまずメールの送り方など最低限のマナーから学びます。当たり前のことはできていても加点されないが、できていないと減点され不利になる、というお話にはっとしたのを覚えています。これまで気にしていなかった「当たり前」を見直すきっかけになりました。
ゼミの内容は主にディベートとプレゼンテーションです。ディベートは、話すことが好きな人も苦手な人も、新しい考えに触れるきっかけになります。どんな意見でも柴田先生が否定することはありません!小さな疑問や異なった切り口から議論が発展することもあります。プレゼンテーションは、グループのメンバーとテーマ決めから報告のしかたまで考えるため大変ですし、発表当日はとても緊張しますが、その分達成感があります。また、授業だけでなくイベントもあります。同学年や他学年、時には社会人の方とも交流できます。
楽なゼミではありませんが、授業の準備もやりがいがあり、なによりとても楽しいゼミです!意欲のある仲間と一緒に楽しく成長したい方にはぜひ、柴田ゼミをおすすめします!
2019年度
「専門演習Ⅱ(4年生ゼミ)」
ゼミ生 鈴木 渉平
「【違い】はあっても【間違い】はない」、柴田先生がよくおっしゃる言葉です。
柴田ゼミの活動では、①ディベートや、②プレゼンテーションを行います。
①ディベートでは、対立班や別の立場から考える人と意見がぶつかります。バトルになります。②プレゼンテーションでは、考えていない角度からの意見に困惑するかもしれません。
それは決して「間違っている」からではありません。十人十色、百人百色です。それぞれの考えがあります。むしろ「違う」意見はみんなを勉強させます。成長させてくれます。どんどん発表していってください。
もっとできる人は、別の考えの人をどう納得させるかを考えてください。法律はこうなっている。このデータの数字はこうだから…などと根拠を用いることで説得力ある意見が言えるようになると思います。
柴田先生は学生に真摯に向き合ってくださいます。労働法や社会保障法のことを聞くと丁寧に教えてくださいます。ゼミの活動でも一緒です。アドバイスを求めれば、惜しむことなく意見を与えてくださいます。自分のステップアップのため、言葉は悪いですが、先生を「有効活用」してください。
最後に、柴田ゼミは楽ではありません!!でも頑張れば頑張るほど得るものが大きいことを約束します!!先生もサポートしてくださいます。
ぜひ、柴田ゼミであなたの意見を発表してみませんか?