『中京大学文学会論叢』

第1号(2015年)~

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第4号 2018 (『中京国文学』通号第37号)

目次
・佐藤 隆先生略歴
・浅岡 邦雄先生略歴
・『古事記』伊邪那岐命の世界間移動について 田中 智樹
・石之日売命の「嫉妬」の力 ―古事記の表現意図を探る― 大脇 由紀子
・古代詩歌と飛鳥京苑池 ―万葉古代学として― 井上 さやか
・額田王〈男性説〉の根拠 ―古代儀礼歌の様式から見えてくるもの― 加藤 孝男
・『万葉集』に表現された編纂者「大伴家持」 ―巻二十の末尾三十一首の考察を起点にして― 市瀬 雅之
・紹巴抄と休聞抄 ―花宴巻を中心にして― 小髙 道子
・松井政豊の和歌活動と周辺の歌人達 付・松井政豊略年譜 中川 豊
・井上円了『失念術講義』考(一) ―忘却の「心理経済」的活用― 甘露 純規
・松居松葉の演劇改革 ―「袈裟と盛遠」をめぐって― 服部 宏昭
・占領期・東海地区で発行された雑誌に関する考察 ―カストリ雑誌化する『テラス』を中心に― 牧 義之
・児童文学者打木村治の再評価 ―初期作品の読みを通して― 髙野 好美
・JCK作文コーパスにおけるノダの統括機能による文脈展開の特徴 宮澤 太聡
・小中学校国語科書写から高等学校芸術科書道への接続 大池 茂樹
平成二十九年度 学位論文・卒業研究題目一覧
平成二十九年度 彙報

第3号 2017 (『中京国文学』通号第36号)

目次
・万葉集巻十三「久々利の宮」歌成立の背景 ―東山道美濃国可児駅と久々利の特色を中心に― 佐藤 隆
・残された「文」の行方 ―歌物語から『源氏物語』へ続く「語り」の問題― 勝亦 志織
・『和泉式部日記』における小舎人童 ―女と帥の宮の媒介者― 小林 香里
・日本語学の観点からみた記録語辞典 ―峰岸明著『平安時代記録語集成』の可能性― 後藤 英次
・堺伝受における『古今和歌集』講釈 ―中庄新川家蔵 古今和歌集聞書(仮題)をめぐって― 小髙 道子
・稲垣定穀書写年表 中川 豊
・みず(水)のほとり(滸)の物語(伝) ―『雁』の時空間Ⅰ・「池之端御殿」の正確な位置をめぐって― 酒井 敏
・統一したテーマで取り上げる国語教材 ―「賀茂祭」を題材として― 佐々木 俊臣
平成二十八年度修士論文・卒業研究題目一覧
平成二十八年度彙報

第2号 2016 (『中京国文学』通号第35号)

目次
・六朝文評価の指標に関する一考察 福井 佳夫
・岷江入楚と細流抄・明星抄・孟津抄・紹巴抄 小高 道子
・『紫式部日記』 に見る『源氏物語』 をめぐって 中城 さと子
・長崎県立対馬歴史民俗資料館宗家文庫蔵 『対馬州八幡宮御鎮座伝』 について 徳竹 由明
・中世後期以降の古記録(日記) 資料を 日本語史学的に扱う際の視点 主に中世末期以降の公家日記の場合 後藤 英次
・伝六角氏郷著作の戦国武将評 浅井長政と蒲生賢秀 磯部 佳宗
・高村光太郎考 智恵子に対する光太郎の心の変遷と その背景・明治四十五年を中心に 大島 龍彦
・中上健次『枯木灘』 秋幸の存在不安 佐藤 綾佳
・平成二十七年度 修士論文・卒業研究題目一覧
平成二十七年度彙報
○平成二十七年度行事
文学会春季大会(公開講演会・総会)
六月二十日(土)
・近世文学が描いた風景―八橋をめぐって― 学習院大学教授 鈴木健一氏
・映像と言葉のチカラ―世界の最先端広告コミュニケーションから― 金城学院大学教授 庫元正博氏
文学会秋季大会(研究発表会・公開講演会)
十一月八日(土)
研究発表会
・大伴家と白玉歌―大伴家持と大伴坂上郎女の歌を中心に― 中京大学大学院生 山田琴未
・『源氏物語』 紫上の人物形象と植物―「紫草」から「梅」 「桜」 へ― 中京大学大学院生 安藤美怜
公開講演会
・二つの「世界戦争」 と日本 佛教大学教授 原田敬一氏
・古書のはなし 元国立公文書館内閣文庫長 長澤孝三氏
○人事
採用日本文学科
勝亦志織(中古文学)

第1号 2015 (『中京国文学』通号第34号) 森下純昭教授御退職記念

目次
・森下純昭先生略歴
・「中京大学文学会論叢」創刊に寄せて 森下純昭・佐藤隆
・大伴家持と『暦』――「年内立春」と春景―― 佐藤隆
・鳥さ草し樹ぶの木と斎ゆつ真椿――石之日売命の歌謡―― 大脇由紀子
・万葉の「ククリ」歌と東山道――「景行紀」の「ククリ」と東山道の脇道―― 木野村茂美
・『大鏡』「大宅世次(世継)」名称考 森下純昭
・平安時代の記録体の言語の基盤に日常口頭語があるとはどういうことか 後藤英次
・三条西家の家本『源氏物語』と書陵部本 中城さと子
・善名称院蔵朝夷名三郎義秀関連奈良絵巻断簡について――善名称院蔵・奈良絵巻断簡等貼り混ぜ屏風の紹介―― 徳竹由明
・織田信秀岡崎攻落考証 村岡幹生
・中京大学図書館蔵奈良絵本『火桶の草子』略解題・翻刻 鈴村友子
・紹巴抄と休聞抄――真木柱巻を中心にして―― 小髙道子
・太田牛一自筆『太田和泉守記』について――蓬左文庫所蔵本の成立過程の一端―― 磯部佳宗
・江戸城殿中刃傷における尾張家御城附の情報収集 白根孝胤
・光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立 中元崇智
・中上健次『岬』――秋幸が自己を確立するまで―― 佐藤綾佳
・西三河平野部の「祭り魚」――ボラの地位と利用の変化について―― 小早川道子
・蕭綱「与湘東王書」札記 福井佳夫
・近世後期における逆接の接続助詞について――上方語・江戸語の対照―― 宮内佐夜香
・【調査報告】愛知県における多言語表示状況調査――デパートを対象に―― 小柴一騎
・日本語表現の授業実践報告――隠喩メタファーをテーマとして―― 玉懸元
・歴史文化学科開設記念シンポジウム 「『史料』が拓く歴史の醍醐味」の記録 播磨良紀
・平成二十六年度卒業研究題目一覧
平成二十六年度彙報

○平成二十六年度行事
文学会春季大会(公開講演会・総会)
六月二十一日(土)
公開講演会
『平家物語』と史実―源平の戦いを中心に― 京都大学教授元木泰雄氏
「のっぺらぼう」考―日中比較妖怪学の立場から― 茨城大学教授増子和男氏

文学会秋季大会(研究発表会・歴史文化学科開設記念シンポジウム)
十一月八日(土)
研究発表会
万葉集遣新羅使人歌群―「七夕歌一首」を中心に― 中京大学大学院生 舟崎哲夫
細川幽斎『九州道の記』の成立 中京大学教授 柳沢昌紀
歴史文化学科開設記念シンポジウム
シンポジウム開催の趣旨 中京大学教授 村岡幹生
「銅鐸」ってなに? 中京大学 客員教授 都築暢也
書物による藩政改革 中京大学教授 小川和也
徳川慶勝が撮った写真を読み解く 中京大学准教授 白根孝胤
西郷隆盛像の変遷と政治的背景 中京大学准教授 中元崇智
子供の日記から読みとる民俗 中京大学専任講師 小早川道子
討論「史料」が拓く歴史の醍醐味 司会 中京大学教授 播磨良紀

文学会後援学部学生による文学部研究会合同発表会
十一月二十九日(土)
文学部研究会(上代文学研究会、中世文学研究会、近代文学研究会、日本語研究会、
広告研究会、演劇研究会)合同による研究発表。

○人事
採用(日本文学科)
佐々木俊臣(国語教育)
採用(言語表現学科)
中川豊(図書館学)
採用(歴史文化学科)
小川和也(日本思想史) 小早川道子(日本民俗学) 白根孝胤(日本近世史)
都築暢也(歴史教育・考古学) 中元崇智(日本近代史)