『中京大学文学部紀要』
中京大学学術研究会
第一巻第1号~第十六巻第3・4合併号
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第一巻 第1号(1966)
・創刊の辞 学長 梅村清明
・巻頭言 文学部長 結城錦一
・万葉集の地名太沼郡,長浜湾,附治布について 平野謙一
・古代条里遺制の諸問題 ―伊勢国神三郡の場合から― 倉田康夫
・日本語の基底特質の分析 ―日本語のリズムについて― 原吉雄
・翻訳 A. P.パヴレンコ著「スンダ語文法構造の特殊性について」 福田権一
・紅楼夢の典型的女性会話にあらわれた「厲害」の言語的特徴 吉村尚子
・英文論文 リチャード・ライト研究序説 ―“黒人作家”から“作家”へ― 橋詰洋三
第二巻 第1号(1967)
・“北前”の語源覚書 西村通男
・文学論における文化史的考察 堀哲
・サモア語に於けるいくつかの接辞と派生形式の構造 小田真弘
・晩年の後鳥羽院について ―歌合等と無常構式と― 浅井峯治
第二巻 第2号(1967)
・新古今集の表現について 小林岩彦
・志摩離島の民俗(その1) ―坂手島・菅島における実態調査より― 堀哲
<新刊紹介>
・松田好夫著「万葉研究新見と実証」 佐藤隆昭
第三巻 第1号(1968)
・「西村忠左衛門日誌」1 西村通男
・志摩離島の民俗(その2) ―答志島・神島・篠島などにおける実態調査より― 堀哲
・色彩の誘目性に関する実験的研究 神作博
・平安文学において「す」「さす」が謙譲をあらわすという場合の考察 浅井峯治
第四巻 第1号(1969)
・「西村忠左衛門日誌」2 西村通男
・伊勢宮川流域における信仰組織と意識構造 堀哲
・色彩の誘目性に関する実験的研究(Ⅱ) 神作博
・シロネズミのアルコール嗜好に対する長期間摂取経験の影響 加川元通
・伊勢物語・大和物語の文体 小林岩彦
第四巻 第2号(1969)
・万葉“所聞多祢乃机之島”考 平野謙一
・菫仲舒対策の年次について 戸田豊三郎
・「西村忠左衛門日誌」3 西村通男
・志摩・南勢地方における信仰組織と意識構造 堀哲
・ケイ光色彩の視認性に関する研究 ―ケイ光オレンジ色の有効度の検討― 神作博
・車輌に対する青信号の点滅効果に関する調査結果について 鶴田正一・加藤等・山崎睦子・神作博
第四巻 第3・4合併号(1970) 故小林岩彦教授追悼号
・遺影
・故小林岩彦教授迫悼の辞 土橋文夫
・古今集短歌第三句考(遺稿) 小林岩彦
・故小林岩彦教授略歴
・故小林岩彦教授業績目録
〔論説〕
・人類と文化の発展に関する研究覚え書 堀哲
・The Parlement of Foulesの二つの版本について(その1) 佐々木冨美雄
・評定スタイルに於ける日米児童の比較研究 岩脇三良
〔研究ノート〕
・古代条里制遺制の一形態 ―伊勢国旧飯高郡の場合― 倉田康夫
〔著書紹介〕
・本学教授文学博士 徳田政信著「日本文法論 ―巨視的方法による古典文法の体系的研究」 佐藤隆昭
第五巻 第1号(1970)
〔論説〕
・伊賀山村部における信仰と意識構造 堀哲
・チョーサーのプロローグと“And” ―“And”の文体的研究― 佐々木冨美雄
・越前式宝篋印塔基礎装飾の源流 平田伸夫
・文語助動詞「り」の接続について ―研究と教育との接点― 浅井峯治
・道家と道徳 戸田豊三郎
第五巻 第2号(1970)
〔論説〕
・神宮領における田堵の動向(そのⅠ) 倉田康夫
・抽象名詞の用法について ―日英両語の表現の比較において― 竹中忠夫
・奥熊野山村部における信仰と意識構造(そのⅠ) 堀哲
・General Prologue と語彙 佐々木冨美雄
・学童における責任の存在意識 ―第1報― 岩脇三良
・原万葉集に於ける三首の作者再考 ―17・18・19番歌の資料― 松田好夫
・謡曲「山姥」をめぐって 嶋明
第六巻 第1号(1971)
・奥熊野山村部における信仰と意識構造(そのⅡ) 堀哲
・Caesura and and’ in The Parlement of Foules FUMIO SASAKI
・コリオレーナスの挫折と死の構図に覗われるシェクスピアの政治思想 渡辺忠夫
・徒然草第百十四段の一語句について 浅井峯治
・陸徳明の師について 戸田豊三郎
・漢字の互用と日本字音 ―音韻と意味と表記との相関― 岡本勲
・萬葉集巻十四未勘国歌と伊勢 佐藤隆
第六巻 第2号(1972)
・不確定性とパターン知覚 岩脇三良
・色彩の誘目性に関する実験的研究(Ⅲ) ― 一対比較法と順位法の比較― 神作博
・「擬似補語」についての一考察 ―‘She worked herself to the bone’の文型を中心に― 竹中忠夫
・オリバーの自己垂転の場としての“アーデンの森”とシェクスピアの辺境理論 渡辺忠夫
・Measurement and Evaluation in Foreign Language Learning 境三蔵
・William Langlandの田舎 田中幸穂
・日本漢字音に於る合拗音直音表記の一断面 岡本勲
第七巻 第1号(1972) 故相引茂教授追悼号
・遺影
・故 相引茂教授追悼の辞 小山福松
・故 相引茂教授略歴
・ルジタニアにおける信仰構成と異教的要素 堀哲
・The Parlement of Foulesの二つの版本について(その2) 佐々木冨美雄
・レオンティーズの自己否定の構図とシェクスピアの思想 渡辺忠夫
・ナイトホスピタルの分析的研究 武田徹
・色彩の誘目性に関する実験的研究(Ⅳ) 神作博
・張横渠の「経学理窟」について 戸田豊三郎
・明治普通文の語法に関する一考察 岡本勲
・萩原朔太郎の短歌時代 佐藤房儀
第七巻 第2号(1972)
・An Investigation into the Meaning and Function of Complement in the English Sentence 竹中忠夫
・南伊勢度会郡沿海部における宗教機制 堀哲
・ブルータスの弑逆の論理と背反の倫理 渡辺忠夫
・A Study of the Difficulties involved in Learning English Composition by First-Graders in Junior High School ― PartⅠ― 境賛三
・平安文学に現われた「網代」について 浅井峯治
・神宮領における田堵の動向(そのⅡ) 倉田康夫
第七巻 第3号(1973)
・社会的規範(試論第1) 佐原六郎
・視野の色彩感受領域と練習効果 結城錦一・酒木保
・色光照明による感情効果の分析的研究(I) 神作博・福井嗣泰
・伊賀農村部における宗教機制 ―三重県阿山郡伊賀町の場合― 堀哲
・シェイクスピアの悲劇の世界 ―客観性のアイロニーとオセローの死― 渡辺忠夫
・詩集年表(昭和前期) 佐藤房儀
第八巻 第1号(1973)
・Iris Murdochと自己否定の構図 渡辺忠夫
・A Study of the Difficulties Involved in Learing English Composition by Finst-Graders in Junior High School(PartⅡ) 境賛三
・色彩応用の現況について ―応用の範囲および目的と色彩使用の基準および規格― 神作博
・太平記巻第二「阿新殿事」について 長谷川端
・『和英語林集成』と『日葡辞書』(研究篇) 岡本勲
・萩原朔太郎『愛憐詩篇』の時代(上) 佐藤房儀
第八巻 第2号(1973) 国文学科特集
・万葉集と仏 佐藤隆昭
・人麿の作歌姿勢と反歌成立私見 佐藤隆
・平安文学に現われた「蘆」について 浅井峯治
・神田本太平記の研究 ―巻第十四の本文異同とその意味― 長谷川端
・「仮名手本忠臣蔵」改作考 藤野義雄
・萩原朔太郎『愛憐詩篇』の時代(下) 佐藤房儀
・伊勢物語「月やあらぬ」考 ―宣長の反語説は成立するか― 徳田政信
・国語における否定の機能 原重一
・『和英語林集成』の初版より再版への改訂に就て 岡本勲
・張南軒の思想変遷 高畑常信
第八巻 第3号(1974)
・Culturologyへの接近 ―黄文山の学説紹介をかねて― 堀哲
・色彩の誘目性に関する実験的研究(Ⅴ) ―背景明度の影響― 神作博・酒木保
・記憶とMotivationに関する研究(Ⅰ) ―記憶過程におよぼすmotivationalな要因の効果― 牧野義隆
・『和英語林集成』と『日葡辞書』( 資料篇) 岡本勲
第八巻 第4号(1974)
・盲点をはさむ図形の知覚 結城錦一・酒木保
・分割視覚に関する実験的研究(Ⅲ) 後藤倬男
・シロネズミにおけるアルコール嗜好研究法の方法論的検討 加川元通
・記憶とMotivationに関する研究(Ⅱ) 牧野義隆
・質問紙による不安の分析 岩脇三良
・色彩応用に関連する研究の概観(Ⅰ)神作博
・夜間における歩行者の見え方に関する研究 鶴田正一・武田徹・神作博・福井嗣泰
・伊勢白子における宗教機制 堀哲
・宗教共同体の解体とマードックの視座 渡辺忠夫
・鎌倉殿物語(飜刻) 長谷川端
・『和英語林集成』に於る漢語見出の取扱に就て 岡本勲
第九巻 第1号(1974)
・ロールシャッハ・シリーズに対するカロ・シリーズの等価性についての検討(Ⅰ) 片口安史・小林俊雄
・夢告と夢分析に関する若干の考察 西村洲衞男
・視野周辺における図と地の問題 酒木保
・祭祀組織の輪郭 堀哲
・万葉集巻三巻頭歌の論 ―或本歌との関連に於いて― 松田好夫
・『和英語林集成』に於るハ行四段活用動詞の終止連体形 岡本勲
・胡子知言と朱子の批評 高畑常信
・藝舟雙揖,論文(訳)Ⅰ一 樽本英信
第九巻 第2号(1974)
・IES テストの紹介と問題点 片口安史・藤岡新治
・分裂病者のクレペリン精神作業検査に関する研究 武田徹
・名古屋市近郊の村組における生活組成 ―愛知県海部郡大治村西条の事例― 堀哲
・条里制の研究とその問題点 倉田康夫
・『和英語林集成』の品詞表示 岡本勲
・張南軒年譜 高畑常信
・藝舟雙揖,論文(訳)Ⅱ 樽本英信
第九巻 第3号(1975)
・William Blakeの草稿詩二篇 小川二郎
・Thomas Hardyと英国農村(1) Merryn WilliamsのHardy and Rural Englandについて 岩下泰
・Troilus and Criseydeに於けるEpilogueについて 東好男
・The Meaning of Pottery in Old Japan ウィリアム・フェアチャイルド
・The Determination of Aesthetic Judgment by Race and Sex. 岩脇三良
・古代に於ける南勢の歴史地理的意義 倉田康夫
・ヘボンの日本語文法体系 ―助詞をめぐって― 岡本勲
・万葉集巻五の無署名歌をめぐって ―梅花関係歌群― 佐藤隆
・藝舟雙揖,論書(訳)一 樽本英信
第十巻 第1号(1975)
・文学の素材としての民間伝承 ―ヨーロッパにおける概観― 堀哲
・A STUDY ON TECHNIQUES OF CHORAL DRILLING ―An Introduction of New Language Instructional Notations― 境賛三
・保持期間中の情報処理と短期記憶検索 牧野義隆
・色彩の誘目性と背景明度 酒木保
・DEVELOPMENTAL INTRA-AND INTER-CULTURAL FACTOR CONGRUENCE IN THE BODY BUILD STEREOTYPES OF JAPANESE AND AMERICAN MALES AND FEMALES 岩脇三良
・ヘボンの日本語観 ―助動詞をめぐって― 岡本勲
・藝舟雙揖,論書(訳)Ⅵ 樽本英信・米原洋太郎
第十巻 第2号(1975)
・注視と対人距離による対人魅力 岩脇三良
・COMPOSITE EFFECT OF AERONAUTICAL GROUND LIGHTS Satoru Kawai
・ ACT-INTERACT SYSTEM ―心理学実験制御用ミニコンシステム―(上) 加川元通
・古代インドにおける魔的存在の生成 ―鬼のプロトタイプを求めて― 堀哲
・The Canterbury Tales に於けるHumourについて 東好男
・『西国立志編』の文章 ―普通文の源流の一つとして― 岡本勲
・張南軒の静江府における治政 高畑常信
・藝舟雙揖,論書(訳)Ⅱ 樽本英信
第十巻 第3号(1975)
・精神運動能とパーソナリティ特性 岩脇三良・平井建治
・盲点をはさむ図形の知覚(Ⅱ) 酒木保
・生活様式の類型と分類 堀哲
・『金色夜叉』の文語 ―「ぬ」と「つ」をめぐって― 岡本勲
・張南軒集の版本 高畑常信
・藝舟雙揖,論書(訳)Ⅲ 樽本英信
第十一巻 第1号(1976)
・カンボジャ語の受動文について 福田権一
・ラテン語―ロマンス語―葡語の脈絡 堀哲
・鏡花の文語に於る「ぬ」と「つ」 岡本勲
・論語集注成立過程の一考察(資料篇) 高畑常信
・王義之の思想と生涯 樽本英信
第十一巻 第2号(1976)
・DEVELOPMENT OF PERSONAL SPACE SCHEMATA AMONG JAPANESE CHILDREN 岩脇三郎
・連続的記憶検索事態における制御過程 牧野義隆
・Iris Murdochと自立のエートス 渡辺忠夫
・イギリスにおける異教的要素 堀哲
・近代文語の外形と実質 ―『金色夜叉』の係結― 岡本勲
・藝舟雙揖論書(四) 樽本英信
・張南軒の論語解の成立過程とその特色 高畑常信
第十一巻 第3号(1977) 十周年記念
・文学部創設十周年に際して 加藤等
・視野周辺における色彩知覚の問題 酒木保
・室内照明光の不快なまぶしさについての研究(Ⅰ) ―各国予測式の検討― 福井嗣泰・河合悟
・歩行者の道路横断に関する研究 ―特に,横断前の左右確認時間と横断所要時間について― 鶴田正一・武田徹・神作博・福井嗣泰
・Murdochと幻想の破砕 渡辺忠夫
・鈴鹿山麓周辺の文化伝承 堀哲
・「不如帰」の文語 岡本勲
・神宮徴古館蔵太平記の位置について 長谷川端
・「物」の現象学(その1) ―「物」における人物研究― 結城錦一
第十二巻 第1号(1977)
・ある航空離陸事故についての心理学的問題 鶴田正一
・盲人用信号機の分析的研究(1) ―音響式信号機の分析― 鶴田正一・福井嗣泰
・道路照明研究における視知覚的研究課題 神作博
・カンボジャ語の使役文について 福田権一
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その1) 堀哲
・北村透谷の推量表現 岡本勲
第十二巻 第2号(1978)
・心理的分化と個人差 岩脇三良
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その2) 堀哲
・森鷗外の文語文体について ―推量の助動詞をめぐって― 岡本勲
第十ニ巻 第3号(1978)
・General Attitudes Toward Mass Revolution in Certain Advanced Societies 岩脇三良
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その3) 堀哲
・松下漢文法の史的・理論的考察 徳田政信
・『即興詩人』と『衛生新篇』 ―森鷗外の文体― 岡本勲
・「物」の現象学(その2) ―「物」における人間の研究― 結城錦一
第十三巻 第1号(1978)
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その4) 堀哲
・日本文化史の一視点 ―古代の伊勢神宮とその信仰を通して― 倉田康夫
・白眞弓斐太の細江について ―万葉⑫3092― 松村信美
・太平記の成立と作者 長谷川端
・森鷗外の普通文 ―内容種類読者と文体― 岡本勲
・有間皇子歌と関係歌群の成立 佐藤隆
第十三巻 第2・3号(1979)
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その5) 堀哲
・マードックと不幸な女 渡辺忠夫
・鷗外の論文に於る説く姿勢と語る姿勢 岡本勲
・『源氏物語』御法の巻の表現形成 ―先蹝詠利用の実態― 木船重昭
・「物」の現象学 ―物における人間の研究― (その三)「物の因縁生起」 結城錦一
第十四巻 第1・2合併号(1979)
・吉本内観法の内観効果について ―インクブロット・平行シリーズ法を用いた場合― 片口安史・真栄城輝明
・PM式監督類型の概念形成過程に及ぼす影響に関する実験的研究 藤田正
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その6) 堀哲
・『日本俗語文典』の特色と史学的意義 徳田政信
・許容事項的語法と鷗外の規範意識 岡本勲
・「うぐひす」攷 木船重昭
・日本文学にみられる古代の農村と農民生活 倉田康夫
・「夕陽無限好」 ―李商隠楽遊原私論― 岡田充博
第十四巻 第3号(1979)
・三重県西南部における信仰と歳時習俗(その7) 堀哲
・カンボジャ語の王族語彙について 福田権一
・鷗外の普通文の到達点 ―衛生新篇の文体― 岡本勲
・詩集年表(Ⅱ) 佐藤房儀
・南伊勢条里制及び荘園の研究と現況 ―その総括と保存の為に― 倉田康夫
第十五巻 第1号(1980)
・カロ・インクブロット・テストの標準化研究 ―小学生を対象として― 片口安史・三和啓二・真栄城輝明・松岡正明・北沢高子・田形修一・柳原和子
・Tapping作業における精神障害者と健常者の比較(第l 報) 八尋華那雄・野村総一郎・中澤恒幸
・有限と無限 ―ロバート・フロストの自然観― 吉村清
・『紫式部集』の解釈研究 木船重昭
・明治期教科書の文体 ―小学校地理について― 岡本勲
・『禅関策進』についての一考察 堀哲
第十五巻 第2号(1980)
・共感性の研究 岩脇三良
・Tapping作業における精神障害者と正常者の比較(第2報) 八尋華那雄・野村総一郎・中澤恒幸
・カンボジャ語小辞k〓〓の用法 福田権一
・古代伊勢における神宮領の分布とその立地 ―研究総括と保存の為に― 倉田康夫
・『紫式部集』の解釈研究 木船重昭
・明治期における方言語法の研究 ―遠江文典の校訂と分析 徳田政信
・明治文語の助動詞の位相 岡本勲
・街道町の生活慣行 ―三重県多気町相可の場合― 堀哲
・詩集年表(Ⅲ) 佐藤房儀
第十五巻 第3号(1980) 国文学科特集
・赤人と呼子鳥 ―吉野従駕歌をめぐって― 佐藤隆
・万葉巻七の成立年代と作者 ―「佐保」歌を中心に― 高野好美
・記紀歌謡にみる「女の挽歌」 山田敏夫
・紫式部集錯簡攷 木船重昭
・『撰集抄』における源経信 渡邉信和
・芭蕉俳諸における文学的志向 ―書簡を通してみた― 小瀬渺美
・明治文語に於る音便 岡本勲
・日本語文型試論 ―動態論(dynamics)の観点から― 関正昭
第十五巻 第4号(1981)
・ロールシャッハ・シリーズに対するカロ・シリーズの等価性についての検討(Ⅱ) ―一般的形式カテゴリーによるシリーズ全体についての比較― 小林俊雄・片口安史
・同性愛者のロールシャッハ研究 ―非葛藤群のロールシャッハ同性愛指標― 八尋華那雄・岩渕修
・『紫式道集』解釈研究(三) 木船重昭
・小学校教科書と敬語 岡本勲
・他界観と救済の論理 堀哲
第十六巻 第1号(1981)
・虚無と孤独 現代詩人としてのRF 吉村清
・『美学論』 得良匡
・水連想検査(WAT)の研究 ―そのI 発想の糸口と反応分類の基礎― 片口安史・松岡正明
・権威主義的パーソナリティの研究 弘中正美・酒木保
・短期記憶検索におけるカテゴリー情報の利用 重村正之
・『紫式部集』解釈研究(四) 木船重昭
・明治の係結 岡本勲
第十六巻 第2号(1981)
・重さの判断における錘の持ち方と判断の精度との関係に関する一実験 加藤等・酒木保
・集団指向と場依存型 :日本の子どもたち 岩脇三良
・アルコール症の動物モデル 加川元通
・“誰が為に鐘はなる”に於けるスペイン戦争 得良匡
・モダニズムと歴史的存在 渡辺忠夫
・「文法上許容ニ関スル事項」の語法の位相 岡本勲
・『一条摂政御集』解釈ところどころ 木船重昭
第十六巻 第3・4合併号(1982)
・短期記憶検索における記憶の構造 牧野義隆
・短期記憶検索における記号情報の利用 重村正之
・重さの判断に及ぼす色彩の影響について 加藤等・酒木保
・青年期における不安と怒りの発生場面 岩脇三良
・シロネズミにおける飲水行動の微視的側面におよぼす渇動因水準の影響 加川元通
・八事山興正寺の近世宝篋印塔群について 堀哲・平田伸夫
・マードックと仮面劇 渡辺忠夫
・『斎宮女御集』注釈私見(一) 木船重昭
・明治の新聞の文章 岡本勲