『中京国文学』
第21号(2002年)~第30号(2011年)
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第21号(2002)
・応神記残照―「海部」をめぐって― 菅野雅雄
・張麟之『韻鏡序作』について 岡本勳
・曹植の「鷂雀賦」について―遊戯文学論(三)― 福井佳夫
・飯豊王と「詠の名告り」―『古事記』の話素の機能― 大𦚰由紀子
・『古事記』地名起源記事の一考察―地名「久須婆」の意味― 榎本有加子
・『古語拾遺』御歳神記事の位置付け 河合章
・『古事記』三貴子の分治条に於ける「知」「治」字 田中智樹
・『古事記』系譜記事における「妹」 久水由香
・旅人の書簡文と和歌―梧桐日本琴歌― 同前美希
・源氏物語総角の巻の中京大本・阿里莫本の本文―匂宮・中の君像の造形をめぐって― 藤井日出子
・藤原佐理の書 関根豊
・<研究余滴>至元年間に甲午があるか 邱嶺
菅野雅雄先生略歴・主要著書論文目録
2001年度 彙報
○2001年度行事
国文学会春季大会(公開講演会・総会) 5月31日
演題
・物語と十三歳 熊本大学教授 森正人氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会・懇親会) 11月10・11日
講演
・現代日本文学と世界性 文芸評論家・明治学院大学教授 加藤典洋氏
演題
研究発表
・『古事記』本牟智和気王の物語 中京大学大学院生 小西由起
・『古事記』系譜記事における「妹」 中京大学大学院生 久水由香
・『古事記』における「知」字 中京大学大学院生 田中智樹
・山上憶良の表現―『万葉集』悲歎俗道假合即離易去離留詩一首并序― 中京大学大学院生 同前美希
・樋口一葉作品の会話文について 中京大学大学院生 大久保渚
・会津八一の書論―古典臨書の必要性― 中京大学大学院生 鈴川宏美
・日本文学に見られる白楽天享受の一端 福建師範大学助教授 邱嶺
懇親会(10日) 於 八事マルベリーホテル
国文学会主催文学踏査 4月14日
多度・伊賀上野(多度大社・伊賀上野城他、対象は1年生)
参加者(教員12名、大学院生・学部学生167名 合計179名)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月13日
古代文学研究会・上代文学研究会・近代文学研究会・国語教育研究会より、所属学生五名による研究発表
○学位取得
本会会員、国分(大𦚰)由紀子氏が、本学より「博士(文学)」の学位を授与されました。
○人事
採用
後藤英次助教授(国語学)
退職
菅野雅雄教授・樽本英信教授
第22号(2003)
・蔡邕の「青衣賦」について―遊戯文学論(五)― 福井佳夫
・小学校低学年の読み物教材の取扱について―『おみやげ』『宇宙人の宿題』と『おむすびころりん』― 原國人
・御伽草子の頼朝像―『清水冠者物語』を中心に― 森あゆみ
・秋成の歴史観と対の構図―「月の前」「剣の舞」を中心に― 鈴木真理
・幸田露伴『雁坂越』論 田中克己
・『春琴抄』のカラクリ―その構造の紡ぎ出す力― 平田桂子
・中上健次『化粧』論―系列化の試みから見えてくるもの―矢田麻美
・会津八一の書論―古典臨書論を中心に― 鈴川宏美
・<研究余滴>大伴坂上郎女の歌一首 岡部政裕
2002年度 彙報
〇2002年度行事
国文学会春季大会(公開講演会・総会) 5月23日
演題
・近代の文学者の書簡―漱石・志賀・芥川をめぐって― 山梨県立文学館館長・早稲田大学名誉教授 紅野敏郎氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会・懇親会) 11月16日
研究発表
・長元四年九月二十五日、上東門院の御幸について 中京大学大学院生 宇野英子
・御伽草子の頼朝像 中京大学大学院生 森あゆみ
・秋成の創作方法―「月の前」「剣の舞」を中心に― 中京大学大学院生 鈴木真理
・「春琴」像のカラクリ―その構造tの紡ぎ出す力― 中京大学大学院生 平田桂子
・『走れメロス』試論―メロスの内的独白を軸に― 中京大学大学院生 高塚雅
講演
演題
・文字テキストがつくることばの世界 東京大学大学院教授 神野志隆光氏
懇親会 於 八事マルベリーホテル
国文学会主催文学踏査 4月20日
近江路(石山寺・三井寺・大津市歴史博物館、対象は1年生)
参加者(教員12名、大学院生・学部学生195名、合計207名)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月19日
中世文学研究会・近代文学研究会・国語教育研究会より、所属学生四名による研究発表
○訃報
木船重昭(元本学教授・中古文学)平成15年3月5日、75歳で逝去されました。御冥福をお祈りいたします。
第23号(2004) 樽本英信教授御退職記念
・「嘲」のジヤンルについて―遊戯文学論(七)― 福井佳夫
・周祖謨の廣韻観 岡本勳
・橘朝臣逸勢についての覚書(一) 原國人
・芸術書道における技能教育と人間形成に関する一考察 関根豊
・筆順に視る現代書写指導の問題点 上小倉一志
・虎関師錬の中国書法受容とその展開―『済北集』所見の書法観 直井誠
・日本語学習者に対する作文指導―文休・表記の指導を中心に― 小野純一
・「医学部基礎教育科目としての国語表現」―その現状と実践 稲垣広和
・大伴旅人の松浦河歌群 田中祥貴
・大伴坂上郎女の「献天皇歌」 高野雄太
・同語科教科書で戦争をどう伝えるか―伝達意識の問題を通じて― 原田美砂
樽本英信先生略歴・経歴・主要著書・学術論文・目録
2003年度 彙報
○2003年度行事
国文学会春季大会(公開講演会・総会) 5月29日
演題
・情報化社会と文学研究 国文学研究資料館教授 中村康夫氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会) 11月8日
研究発表
・旅人の松浦河歌群 中京大学大学院生 田中祥貴
・大伴坂上郎女の天皇献歌 ―「ミヤビ」と「ヒナビ」― 中京大学大学院生 高野雄太
・「今昔物語集」にみる霊鬼 中京大学大学院生 国井瑞穂
・『不如帰』が「不如婦」であるために 中京大学卒業生 古木滋和
講演
演題
・「国性爺合戦」と鄭成功 ―鎖国下の海外情報― 天理大学教授 大橋正叔氏
懇親会 於 八事マルベリーホテル
国文学会主催文学部オリエンテーション 4月19日
彦根・安土(多度大社・彦根城・彦根城博物館・安土城考古博物館、対象は1年生)
参加者(教員10名、大学院生・学部学生165名 合計175名)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月4日
上代文学研究会・中世文学研究会・近代文学研究会・国語教育研究会より、所属学生6名による研究発表
○学位取得
本学会員、中城さと子・康林の両氏が、本学より「博士(文学)」の学位を授与されました。
○人事
採用(言語表現学科)
飯室勝彦教授(メディア論)
関根豊講師(書道)
第24号(2005)
・大鏡「世継の翁」の笑い 森下純昭
・劉孝標の「広絶交論」について―遊戯文学論(十二)― 福井佳夫
・『武州公秘話』覚書 原國人
・周祖謨「審母古音考」について 岡本勳
・『万葉集』における「いはむすべ せむすべ」の変容 同前美希
・葛井連廣成宅宴席歌からみる「古」 金子絵美
・「について」「にとって」「に対して」の指導―中国語との比較を通して― 小野純一
2004年度 彙報
○2004年度行事
国文学会春季大会(公開講演会・総会) 5月20日
演題
・「国語教科書を作る」 金城学院大学教授 中西達治氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会) 11月20日
研究発表
・『万葉集』における天平期の「古」と和歌文芸 ―葛井連廣成宅宴席歌― 中京大学大学院生 金子絵美
・源氏物語と桜 ―紫の上と女三の宮を中心に― 中京大学大学院生 尾田梢子
・芥川龍之介「河童」論 ―「妖怪」研究を視野に― 中京大学大学院生 服部宏昭
・太宰ブームと「良書」 ―昭和23年前後の読書観― 中京大学大学院生 田中敦
講演
演題
・アニメーションの様々な挑戦 甲南女子大学講師 米村みゆき氏
・日本語の話あれこれ 国立国語研究所員 新野直哉氏
懇親会 於 八事マルベリーホテル
国文学会主催文学部オリエンテーション 4月24日
妻籠・馬籠(脇本陣奥谷・歴史資料館・妻籠宿本陣・藤村記念館・永昌寺、対象は1年生)
参加者 (教員14名、大学院生・学部学生180名 合計194名)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月23日
上代文学研究会・中世文学研究会・近代文学研究会・国語教育研究会より、所属学生6名による研究発表
○人事
定年退職(日本文学科)
藤沢弘昌
採用(日本文学科)
徳武由明(中世文学)
採用(言語表現学科)
甘露純規(著作権論)
第25号(2006)
・『伊勢物語』二十三段再考 原國人
・石山寺開基伝承の変容過程―「船繋石」・「比良明神影向石」に関して― 徳竹由明
・新美南吉「牛をつないだ椿の木」論(上)―人々に水をもたらした男の物語― 酒井敏
・呉均の「檄江神責周穆王璧」について―遊戯文学論(十七)― 福井佳夫
・大后御歌―首(2一五三)の表現―ワカクサノツマを中心に― 同前美希
・芥川龍之介「河童」論―「柳田民俗学」を視座に― 服部宏昭
・『走れメロス』論―<内的独白の考察>― 高塚雅
・教材としての『離さない』 森あゆみ
2005年度 彙報
○2005年度行事
国文学会春季大会(荻野検校顕彰会との共催による平曲演奏会・総会) 6月25日
・平曲講座平家琵琶「鵺」の曲節 津軽系平曲相伝者 鈴木まどか氏
・講演「横笛」をめぐって 中京大学文学部教授 長谷川端氏
・平曲演奏「横笛」 当道系平曲伝承者 今井検校勉氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会) 11月20日
研究発表
・父親としての鷗外森林太郎 ―現代の我々が学ぶこと― 中京大学大学院生 夏目和茂
・『智恵子抄』試論 ―光太郎の視線の先にあったもの― 中京大学大学院生 中村明日香
・沙弥満誓と旅人との歌群『万葉集』における餞宴歌の一側面 中京大学大学院生 佐藤信二
・文学に表れた「嫉妬」の日中比較 ―六朝の女性と平安の女性をめぐって― 中京大学大学院生 野々山聖子
講演
演題
・源氏物語と「世界文学」 明星大学教授 井上英明氏
懇親会 於 八事マルベリーホテル
国文学会主催文学部オリエンテーション 4月23日
多度・伊賀上野(多度大社・上野城・芭蕉翁記念館・上野公園周辺自由散策、対象は1年生)
参加者 (教員15名、大学院生9名、学部学生182名 合計206名)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月8日
広告研究会より、所属学生による特別上映、及び上代文学研究会・中古文学研究会・近代文学研究会より所属学生5名による研究発表
○訃報
佐藤房儀氏(日本文学科)
平成17年10月29日、ご病気により急逝されました。
享年66歳。ご冥福をお祈りいたします。
○人事
退職(言語表現学科)
関根豊氏
第26号(2007) 長谷川端教授・熊田淳美教授 御退職記念
・家持たちと雅宴―今と後(ゆり)の世界― 佐藤隆
・『吾妻鏡』における複合動詞「仰―」 後藤英次
・『本朝事始』逸文輯綴―中世源氏物語註釈書等所引の一典籍― 鈴木元
・『高田山如来伝図解』について 渡辺信和
・中日古典小説の叙事法について―『水滸伝』と『南総里見八犬伝』の人物設定を例に― 邱嶺
・朱子学の思想的意義と朝鮮・日本における展開 下川玲子
・詩「樹下の二人」と万葉集 大島龍彦
・翼賛歌の水脈―<ハレ>の歌の系譜― 加藤孝男
・中京大学図書館蔵『ひめゆり 下』略解題・翻刻 長友秀暁
・ジガミホン醤油橋本家の蔵書 中川豊
長谷川端先生・熊田淳美先生略歴
・引用分析から見る日本文学情報の階層モデル 山西史子
・『いなざわ図書館セミナー』活動報告 竹市由美子
・名古屋市図書館での経験から 小木曽眞
○2006年度行事
国文学会春季大会(公開講演会・総会) 6月24日
・漢字とコンピュータ ―異体字処理とデータベースを中心に― 東京学芸大学教授 松岡榮志氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会) 11月18日
研究発表
・『枕草子』の人物造型についての一考察 ―藤原伊周による花山院奉射事件を中心に― 中京大学大学院生 仲道尚孝
・成簣堂文庫蔵『清水物語』について 中京大学大学院生 鈴村友子
・近世における『徒然草』の享受 ―「擬物語」を中心として― 中京大学大学院生 宮下美和子
・「話すこと」と「聞くこと」 ―「天声人語」を学習教材とした国語授業の実践報告― 名古屋大学大学院生 田中克己
講演
・江戸前期製作絵巻の世界 慶應義塾大学教授 石川透氏
・えぇっ、万葉集っておもしろい! 奈良大学教授 上野誠氏
懇親会 於 学生食堂「プレジール」
国文学会主催文学部オリエンテーション 4月22日
伊勢方面(伊勢神宮・おかげ横丁・神宮徴古館・斎宮歴史博物館、対象は1年生)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月28日
中世文学研究会・広告研究会合同の所属学生による特別上映、及び広告研究会・国語教育研究会・上代文学研究会・中古文学研究会・近世文学研究会・近代文学研究会より、所属学生・卒業生8名による研究発表
○学位取得
本学会員の、井上さやか氏、小木曽千代子氏、加藤孝男氏が、本学より「博士(文学)」の学位を授与されました。
第27号(2008)
・源氏物語の「つゆ」をめぐる一考察 片山彩
・中京大学図書館蔵『ひめゆり 下』に関する一考察 長友秀暁
・ヤジと演説会の「秩序」―大杉栄「新秩序の創造―評論の評論―」を手がかりに― 服部宏昭
・「版権条例」「版権法」における雑誌の権利 浅岡邦雄
・方言終助詞の分析法を考える 玉懸元
・書の創作についての一考察―高等学校芸術料書道の授業を中心として― 大池茂樹
平成19年度卒業論文題目一覧
2007年度 彙報
○2007年度行事
国文学会総会 6月14日
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会) 11月10日
研究発表
・「かかわり合い」から読解力を育む授業実践 静岡県榛原郡川根本町立中川根中学校教諭 山下梨絵子
・三島由紀夫「憂國」 ―二・二六事件への軌跡― 中京大学卒業生 鎌田好幸
・中京大学図書館蔵奈良絵本『張良』について 中京大学教授 柳沢昌紀
・万葉集と絵画 奈良県立万葉文化館主任研究員 井上さやか
講演
・「マンガと文学」をあらためて考える マンガ・コラムニスト 夏目房之介氏
・枕草子と図像の交流 ―「香炉峯」章段を中心に― 大東文化大学准教授 浜口俊裕氏
懇親会 於 学生食堂「イタリアントマト」
国文学会主催文学部オリエンテーション 4月21日
伊勢方面(伊勢神宮・おかげ横丁・神宮徴古館・斎宮歴史博物館、対象は1年生)
国文学会後援学部学生合同研究発表会 10月13日
上代文学研究会・近代文学研究会・広告研究会より、所属学生4名による研究発表
○人事
採用(日本文学科)
登尾豊(近現代文学)
採用(言語表現学科)
浅岡邦雄(近代出版史)
大池茂樹(書道)
玉懸元(現代日本語学)
第28号(2009)
・奈良朝における「桜花」の位置 木野村茂美
・色許の系譜―『先代旧事本紀』の研究― 大𦚰由紀子
・『江源武鑑』偽書説と黒川道祐―醍醐の花見に関する記事を考察の起点として― 磯部佳宗
・新聞小説としての「乱菊物語」―不評の理由をめぐって― 服部宏昭
・石川達三「生きてゐる兵隊」 誌面の削除に見るテキストのヴァリアント 牧義之
・太宰治「お伽草紙」試論―「お伽草紙」の生成・成立に戦争がどのような影響を与えたかを考える―高塚雅
・方言終助詞の分析法を考える(2)―「意味」と「用法」との関係をめぐって― 玉懸元
・応璩の書簡文について―六朝書簡論― 福井佳夫
・平成20年度博士論文・修士論文・卒業論文題目一覧
2008年度 彙報
2008年度行事
国文学会春季大会(公開講演会・総会) 6月21日
講演
・『智恵子抄』の光景 ―高村光太郎という人― 名古屋学芸大学教授 大島龍彦氏
・不易ということ ―俳句とHAIKUの現在― 俳人 加藤耕子氏
国文学会秋季大会(公開講演会・研究発表会・臨時総会)
11月8日
研究発表
・『狭衣物語』源氏の宮の人物造型 ―『源氏物語』との関係性から― 中京大学大学院生 加藤幹子
・ライトノベル消費論 ―イラストイメージの分析を通して― 中京大学大学院生 矢崎洋平
・石川達三「生きてゐる兵隊」誌面の削除から浮かび上がるテキスト 名古屋大学大学院生 牧義之
・『日本児童文庫』と『小学生全集』の位置 ―教育界の動きを手がかりに― 中京大学非常勤講師 服部宏昭
・太宰治「お伽草紙」試論 ―「お伽草紙」の生成に戦争がどのような影響を与えたかを考える― 中京大学非常勤講師 高塚雅
講演
・短歌生成の謎に迫る 東海学園大学教授 加藤孝男氏
懇親会 於 中京大学センタービル二階「イタリアン・トマト」
国文学会主催文学部オリエンテーション 4月19日
伊勢方面(伊勢神宮・おかげ横丁・神宮徴古館・斎宮歴史博物館、対象は1年生)
国文学会後援学部学生による文学部研究会合同発表会 10月25日
お茶会の活動報告、及び広告研究会・上代文学研究会・中古文学研究会・近代文学研究会より、所属学生6名による研究発表
○学位取得
本学会員の渡辺信和氏が、本学より「博士(文学)」の学位を授与されました。
第29号(2010)
・澤田正二郎および新国劇関係記事目録―演劇雑誌を中心に―服部宏昭
・近代日本の言説における〈伏字〉の基礎的考察―その役割、形態について―牧義之
・太宰治「新樹の言葉」を読む―過去の家を焼く兄妹―高塚雅
・現代東日本方言の「べー」―その用法の全体像―玉懸元
・書道Ⅰにおける授業展開について 研山勇人
・文体と文体学をめぐって―六朝を中心に― 福井佳夫
平成21年度修士論文・卒業論文題目一覧
2009年度 彙報
○2009年度行事
文学会春季大会(公開講演会・総会) 6月27日
※新型インフルエンザによる臨時休校のため中止。
文学会秋季大会(研究発表会・公開講演会・総会) 11月7日
研究発表
・奈良朝の亡妻挽歌 ―家持「悲傷亡妾」歌を中心に― 中京大学大学院生 神谷尚代
・書道Ⅰにおける授業展開について 岡山県立津山東高等学校教諭 研山勇人
講演
・物書きにとっての外国語 芥川賞受賞作家 楊逸氏
懇親会 於 中京大学センタービル二階「イタリアン・トマト」
文学会後援国文学会後援学部学生による文学部研究会合同発表会 11月21日
広告研究会・上代文学研究会・中古文学研究会・近代文学研究会より、所属学生6名による研究発表
第30号(2011)
・「凶醜」の女神―『古事記』と涅槃経との関わりを考える― 大𦚰由紀子
・『狭衣物語』斎院卜定から見る源氏の宮の「養女」性 加藤幹子
・「逍遥」の文学 原國人
・『無名草子』の小野小町評―小町髑髏説話を中心に―仲道尚孝
・太宰治「きりぎりす」論―〈語りの場〉の在りかを巡って―高塚雅
・現代東日本方言の「べー」(2)―用法分化の論理―玉懸元
・戦前の検閲と「改訂版」に関する一考察―昭和五年・発禁本『肉体の悪魔』と『武装せる市街』から―牧義之
・沈約「宋書謝霊運伝論」札記 福井佳夫
平成22年度博士論文・卒業研究題目一覧
2010年度 彙報
○2010年度行事
文学会春季大会(公開講演会・総会) 6月26日(土)
公開講演会
・ゆれる物語を読む ―源平盛衰記の終幕― 國學院大學教授 松尾葦江氏
文学会秋季大会(研究発表会・公開講演会・総会) 11月6日
研究発表
・中京大学図書館蔵『源氏物語』の書風について 中京大学大学院生 犬飼めぐみ
・万葉集における「関」 ―「不破の関」を中心に― 中京大学非常勤講師 木野村茂美
・『無名草子』の小野小町評について ―小町髑髏の説話を中心に― がんばる学園西高蔵校 仲道尚孝
・太宰治「きりぎりす」論 ―〈語りの場〉の在りかを巡って― 中京大学大学院生 高塚雅
・授業研究 ―文章構成を考える授業― 岡山県備前市立日生中学教諭 太田哲治
公開講演会
・国文学研究の歴史と『国書総目録』 中京大学元教授 熊田淳美氏
・西山宗因と大阪文化 ―『西山三籍集』を視座に― 大妻女子大学名誉教授 江本裕氏
懇親会 於 「サーウィンストンホテル」
文学会後援国文学会後援学部学生による文学部研究会合同発表会 11月13日(土)
上代文学研究会・近世文学研究会・近代文学研究会・国語教育研究会・広告研究会・お茶会より、所属学生7名による研究発表。
○学位取得
本学会員の高塚雅氏が、本学より「博士(文学)」の学位を授与されました。