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教員紹介

応用心理学領域

近藤 洋史

Miyazaki yuki

私たちの生活で「心」が
関わらない場面はありません。
社会における心理学の活かし方を
一緒に考えていきましょう。

プロフィール

首都大学東京大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(心理学)

領域
応用心理学領域
職名
准教授
研究室
3号館別館 3F
担当科目
応用心理学概論、環境心理学など
専門分野
応用認知心理学
指導
学部ゼミおよび大学院博士前期課程・後期課程の指導あり
所属学会
日本心理学会、日本認知心理学会、日本応用心理学会など
近藤 洋史

ゼミの紹介(応用心理学領域)

私たちのゼミでは、認知心理学の専門的な知識や方法を日常や社会の問題解決に活用することを目指しています。その一環として、産学共同研究を通じて、企業が抱える課題の解決にも取り組んでいます。

学生の皆さんには、このような心理学の知識・方法を実際に応用する経験を通して、現実の問題に対する心理学的視点を深めてもらいたいと思います。また、当ゼミでは心理学と社会の発展の担い手となる応用心理学分野の研究者の育成にも尽力します。心理学の応用に興味のある方や、社会の問題(日常の小さな課題でも構いません)の解決に心理学を活用したいと考えている方を歓迎します。

教員から学生へのメッセージ

近藤 洋史

心理学は「心」を対象とする学問です。しかし、心は直接測るための「ものさし」が存在しません。たとえば、怒っている人を見たときに、その人がどのくらい怒っているか、どのくらい怒りやすいかは直接測ることができません。では、これらを知りたい時、私たちはどのようにすればいいのでしょうか?

「心を客観的に測れること」は心理学を学ぶ人が持つユニークな能力の1つです。みなさんには、卒業までに、この能力に関わる知識・技能・態度を身につけてもらいたいと思います。社会的な課題に対して、効果的な測定方法を即座に提案できるように、また、何か方法を思いついたとしても、その方法が本当に適切なのかどうかを批判的に考えることもできるように学んでいきましょう。

日常生活において「心」が関与しない場面は存在しません。心理学部での学びは、仕事に応用したり、自己理解を深めたり、ストレス予防に活用したりなど、さまざまな面であなたの役に立ちます。心理学部で培ったことを存分に発揮し、心理学の有用性を広く社会に伝えてくれることを願っています。

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