心理学の基礎知識

本学部では、心理学全般の基礎を学んだ後、以下の4つの専門領域のひとつを選択して、それをさらに深く学ぶことができます。

基礎的な数学の知識

心理学研究は、自然科学的方法論に則っており、特に統計学の基礎的理解は、どの専門領域でも必須です。そのため、本学部入学者には、高校で学ぶ程度の基礎的な数学の知識を修得していることが強く望まれます。

英語の読解・作文・会話の基礎的スキル

心理学に限らず、多くの研究領域では、重要な情報・知見の受信・発信をほぼすべて英語で行います。そのため、本学部入学者には、英語の読解・作文・会話の基礎的スキルを修得していることが強く望まれます。

日本語の読解・作文・会話についての
高度な運用スキル

心理学に限らず、大学での学修では、課題遂行、レポート作成、議論、発表、試験などの各場面で、的確で論理的な日本語の運用能力が必要となります。そのため、本学部入学者には、日本語の読解・作文・会話についての高度な運用スキルを修得していることが強く望まれます。

幅広い教養・人間への関心を
持ち続けていること

心理学は人を対象とした科学的研究と実践の営みであり、人間の諸活動に関する知的好奇心と、偏見を持たずに人間の多様性を受け入れる柔軟性と想像力が必要とされます。そのため、本学部入学者には、読書等を通じて幅広い教養を身に着けるとともに、日常生活においても、常に人間への関心を持ち続けていることが強く望まれます。

自らを律していく意欲と態度

大学では、学生自らが主体的に学修計画を立て、実行していく必要があります。そのため、本学部入学者には、生活と学修の双方で、自らを律していく意欲と態度が強く望まれます。