PROFESSORS
教員紹介
発達心理学領域
水野 里恵 Mizuno Rie
歴史の叡智に深く学んだうえで
自分の意見を持ち、
異なった意見に耳を傾け
丁寧な議論を積み重ねる。
大学は、知的探求の場であると同時に、
責任を持った教養人に成長する機会を
ふんだんに提供してくれる場所です。
感性豊かな皆さんの参加を
お待ちしています。
プロフィール
名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育心理学)。臨床発達心理士。
- 領域
- 発達心理学領域
- 職名
- 教授
- 研究室
- 3号館別館 2F
- 担当科目
- 発達心理学概論1、心理学と法、購読演習E、心理学課題演習1・2、卒業研究
- 専門分野
- 発達心理学、教育心理学
- 指導
- 学部ゼミおよび大学院博士前期課程・後期課程の指導あり
- 所属学会
- 日本心理学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、法と心理学会、American Psychological Association、Society for Research in Child Development、 日本臨床発達心理士会
ゼミの紹介(発達心理学領域)
心理学で論文を書くのに必要なスキルとものの考え方について実感するために、各自が興味を持つ心理学の雑誌論文について報告し、皆で徹底的に議論します。この過程を通して認識した、現在自分に欠けているスキルについては、卒業研究に取り掛かる4年次までに各自修得しておくことが求められます。グループで簡単な調査(行動観察法・質問紙法・面接法など)を計画実施して、データ分析を行い、結果の解釈について発表します。ゼミでは、自分が理解していることを他人に分かるように伝えること、自分の意見を説得的に述べること、他人の意見を論評することが求められます。
2020年現在、研究室では、子どもの気質・性格の発達に関する調査研究を進めています。ゆえに、研究室で実施している実験的観察調査・質問紙調査への参加を通して学んでもらうこともあります。
教員から学生へのメッセージ
発達心理学は、「人間について明らかにする科学」で大きな絵を描く時の1つのピースです。ピースがどのような形になるのかを見極めるには、生命科学、社会科学、人文科学といった諸科学についても広く学ぶ必要があります。ピースの内部を詳細に描くには、発達心理学の先人たちの業績や先行研究に学ぶ必要があるでしょう。巨人の肩の上に立てば見える知の世界が広がります。道案内はしますので、目にした光景について議論しましょう。
私自身は、そこから見える世界について多角的な視点からの検討を加えることで新たな地平も開けるかもしれないとの思いで研究を続けています。多角的な視点からの検討を効率的かつ持続的に進めるためには、研究仲間の存在が不可欠です。道程を楽しみながら進むことのできる研究仲間募集中!です。