PROFESSORS
教員紹介
実験心理学領域
大塚 由美子 Otsuka Yumiko
淡い文字で書かれたこの文を
読んでいるあなたは
優れた視覚をもっていて、
目にしたものを瞬時に認識することが
あたりまえかもしれません。
でもどうしてこんなことが
可能なのでしょうか?
あたり前に「感じる」知覚の
不思議について探求してみましょう。
プロフィール
中央大学文学研究科心理学専攻博士後期課程修了。博士(心理学)。
- 領域
- 実験心理学領域
- 職名
- 教授
- 研究室
- 3号館別館2F
- 担当科目
- 感覚知覚心理学、実験心理学概論2(学習・言語心理学)、心理学課題演習1・2、心理学基礎実験演習1・2など
- 専門分野
- 知覚心理学
- 指導
- 学部ゼミおよび大学院の指導あり
- 所属学会
- 日本心理学会、日本基礎心理学会、日本視覚学会、日本赤ちゃん学会
ゼミの紹介(実験心理学領域)
視知覚や知覚心理学関連分野のテーマから興味のあるものについて実験的な検討を行っていきます。研究手法は主に行動指標を利用したものです。
私自身は視知覚とその発達的変化について研究しています。最近は幼児期から中高生くらいまでの幅広い年齢の子どもさんや成人を対象として視線方向の知覚や動きの知覚の発達的変化についての検討を進めています。
教員から学生へのメッセージ
卒業研究に際して、初めて自分で実験的な研究の計画を立てることになる方がほとんどでしょう。ここでいきなり一から独自の研究法を考えるのは困難です。関連する先行研究をよく調べてそこで使われている手法を学び、それらに基づいて計画を立てるのが良いでしょう。
知覚分野は英語の文献も多いですので計画立案の際には英語読解力が必要になったり、また実験準備の際やデータ分析には多少のプログラミングが必要になったり、実験実施の際には対人スキルが必要になってきたりします。このため研究活動を通して様々な能力が自然と身に付いていきますが、初めからなんでも一人でこなすのは難しいでしょう。周囲とよく協力してご自身の長所を伸ばしていきましょう。