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氏 名 | 個別参加テーマ |
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中田 静(研究代表者) | 刑事法の比較研究 |
石堂 典秀 | 英連邦における法政策の動向 |
市島 宗典 | 政治学の比較研究 |
今井 良幸 | 公法の比較研究 |
鶴田 綾 | 政治学の比較研究 |
手塚 崇聡 | 公法の比較研究 |
中西 眞知子 | 再帰性と市場 |
安村 仁志 | オーストラリアのロシア系宗教移民について |
石堂 功卓 | イギリスにおける刑事法の近代化 |
菊池 肇哉 | 英米法と大陸法の比較法 |
金 敬黙 | コモンウェルス諸国における移民政策 |
中川 純 | カナダ・オーストラリアの雇用、社会保障法問題 |
中原 聖乃 | オーストラリアにおけるイギリスの核実験被害研究 |
日野 勝吾 | 英米法における公益通報者保護 |
平島(奥村)みさ | 英連邦諸国におけるCultural Heritageとナショナリズム |
山本 健人 | カナダにおける多文化主義 |
本研究部会は、オーストラリア研究から始まり、カナダをも研究対象とするようになった。次いでイギリス研究を含めるようになり、英連邦研究となった。2008年度には叢書『英連邦多文化主義国家の社会と文化』を刊行し、2015年度は、英連邦研究の11年目に入る。
《多文化主義》をテーマに、個々の研究分野からアプローチを進めていく。随時研究会を持ち進捗状況を報告し、議論していく。
必要に応じ、現地調査或いは外国側研究者とのディスカッションを行う。
当面、イギリス連邦構成国であり、多文化主義国家を標榜するオーストラリア、カナダ及びイギリスを文化と法という視点から比較研究する。イギリス連邦の宗主国と連邦構成国という関係から、オーストラリアとカナダはイギリスから大きな影響を受けつつも、民族構成や地理的条件および経済的条件から独自性を持った発展を遂げてきた。イギリス自体も植民地支配をすすめる中でさまざまな文化に対応する政策を展開してきた。
21世紀の日本の進むべき方向を考えるとき、そのような文化と法のあり方を理解することは不可欠であろう。そうした点を学問的見地から進めていくことを、本研究部会の目的とする。
2015年度は、メンバーそれぞれの研究分野を総合して《多文化主義》の研究を行い、国際化が予想される今後の日本のあり方を考えていきたい。
新たなメンバーも募集しながら、必要に応じて外国側研究者とのディスカッション、現地調査を行う。