[ メディア工学科 ]

教員紹介

Professor introduction

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大泉 和文

教授 大泉 和文

学 歴

筑波大学大学院 芸術研究科 博士(メディア科学)

最終職歴

愛知県立芸術大学 美術学部 講師

現代アート研究室

Media/Art/Beyond Display

大型インタラクティヴ・インスタレーション作品の制作を行っている。その特徴は、作品と観客のインタラクションを誘発する仮設空間の構築と、作品が物理的に動く点にある。具体的にはドローイング・マシンや、視聴覚以外の感覚に訴える体験型の作品を制作し、国際芸術祭「あいち2022」などの展覧会で発表してきた(図)。また、美術史的な観点からCTG(Computer Technique Group、1966-1969年)を中心に、初期コンピュータ・アートの研究を進めている。狭義のメディア・アートを超えて、当時の作品が持っていた多様性の復権と、大文字の美術史への位置づけを目指している。
可動橋/BH 1.0(2018年)

可動橋/BH 5.0(国際国際芸術祭「あいち2022」)  photo©大須賀信一

担当科目
  • メディアデザイン実習A
  • メディアデザイン3(CAD)
  • 工房実習

瀧 剛志

教授 瀧 剛志

学 歴

中京大学大学院 情報科学研究科 博士(情報科学)

画像処理・可視化シミュレーション研究室

映像処理・可視化技術の開発と応用

映像処理やCGの基本技法をベースに、人の身体動作や集団的な行動を計測・分析するシステムの研究開発を進めている。主に、①複数台の旋回型ハイビジョンカメラと録画機器をコンピュータ制御し、広範囲にわたる人々の行動内容を自動的に撮影・記録するシステム②チームスポーツを対象に各選手の勢力範囲や動的な位置関係に基づいて試合展開の優劣を推定するゲーム分析システム③モーションキャプチャ装置やフォースプレート等のセンサを用いて人やモノの動きや状態を同時に、高速かつ3次元的に計測し、効果的に表示するシステムを研究開発している。
映像処理・可視化技術の開発と応用
担当科目
  • メディア工学入門
  • 映像処理2(画像処理)
  • プログラミング応用C

宮﨑 慎也

教授 宮﨑 慎也

学 歴

名古屋大学大学院 博士(工学)

CG・VR応用研究室

仮想物体のモデリング及び動作シミュレーション

CGモデルを高速に計算する高性能プロセッサ、シェーディング等の高価なレンダリング処理をリアルタイムで実現するグラフィックスエンジンは、高品質のCG映像に対するインタラクティブな操作を実現可能にした。それらを利用して、実世界に存在するさまざまな物体を計算機が人工的に作り出す仮想世界の中で表現し、あたかも実物であるかのように操作できる環境を実現しようとする試みが行われている。本研究室では、比較的複雑な物体として、紙面が多重に折り重なる折り紙や変形物体の基本である弾性を有する物体に対し、インタラクティブな操作を実現するためのモデリング手法やアルゴリズムの開発を行っている。
折り紙のCGモデル、VRによる自動車コックピットの設計

折り紙のCGモデル、VRによる自動車コックピットの設計

担当科目
  • 映像処理1(CG)
  • 人工知能
  • 幾何学

上芝 智裕

准教授 上芝 智裕

学 歴

京都芸術短期大学 映像専攻 コンピューターグラフィックスコース専攻科

情報デザイン研究室

インタラクティブデザイン、メディアアート

フィジカルコンピューティングを含むインタラクティブデザインを研究対象とし、研究成果を応用したメディアアート作品制作に取り組む。現在、パーソナルコンピュータの性能向上により、オーディオやビデオ、ネット上の膨大なデータがリアルタイムで処理できるようになると共に、オープンソースな開発環境やオンラインコミュニティの成熟により新たな創造的環境が整いつつある。それらを背景に、メディアアート作品の制作と発表との両面における新しいシステムの構築を試みる。21世紀の芸術・デザイン、さらには科学・技術・哲学の統合的な理解を目指した、実践的な制作研究を行っていく。
2010年、芸術科学会展 ビジュアルアート部門 優秀賞 学生作品: 二宮 諒「ARU」

2010年、芸術科学会展 ビジュアルアート部門 優秀賞 学生作品: 二宮 諒「ARU」

担当科
  • メディアデザイン実習B
  • アルゴリズミックデザイン
  • フィジカルコンピューティング

曽我部 哲也

准教授 曽我部 哲也

学 歴

東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科 修士(デザイン工学)

映像メディア表現研究室

映像を軸とした表現の研究

映像やCGに関わる領域を研究対象としている。ゲームエンジンを利用したワークショップの運営や、ワークショップに関連するアプリなどを開発しており、実際に利用してもらう事を念頭に開発を行っている。また、ここ数年はスマートホンやタブレットなど、身近になったデバイスを利用した2つの社会技術開発に参画している。
1つは、他の大学の研究者や児童養護施設などと連携し、安全につながりつつ、ゆるやかな見守りを実現するアプリケーションの研究と開発をしている。もう一方は発達障害を持つ青年らを、アプリを通じてサポートする仕組みを構築しており、中京大学の心理学部や現代社会学部の教員や、全国の心理学者や児童精神科医、支援に携わる方達と研究を進めている。
映像を軸とした表現の研究

ドローン撮影した画像から3D地形を作成した様子

担当科目
  • メディアデザイン実習A
  • メディアデザイン1(Digital Art)
  • Webデザイン

中 貴俊

准教授 中 貴俊

学 歴

中京大学大学院 情報科学研究科 博士(情報科学)

スマートデバイス活用・アプリケーション開発研究室

スマートデバイスへの可視化技術の活用

可視化技術はさまざまな情報を理解しやすい形で多くの人々に提示可能な技術であり、スマートデバイスの発達で、CGによる情報提示はPCを利用することなく広く提供できるようになった。本研究室ではスマートデバイスへの可視化技術の活用・技術開発を研究。特にミュージアム・教育に関する研究活動として、最先端のタブレット端末を活用するのみでなく、科学館学芸員との共同による高精度な天体アルゴリズムの開発とそれらを活用したアプリケーションの開発・教育教材開発研究を行っている。また、開発したデジタル教材の地域におけるワークショップ・レクチャーの活動に結びつけた取り組みも行っている
金環日食学習アプリ

金環日食学習アプリ

担当科目
  • 情報技術1(ICTの基本)
  • プログラミング基礎1
  • メディア工学実習

兼松 篤子

講師 兼松 篤子

学 歴

金城学院大学大学院文学研究科 博士(社会学)

最終職歴

名古屋大学大学院情報学研究科 特任助教

情報技術の社会応用研究室

実社会における情報技術の利活用

自治体における地域情報化、オープンデータ推進に関する研究を行っている。これまで、市やその関連施設、企業との協働によるWebシステム開発、デジタルファブリケーションを用いたモノづくり、子どもを対象としたマイコンプログラミング教室の実施、地場産業活性に向けた2Dデータ利活用などの取り組みを行ってきた。これら全て積極的にオープンデータを活用している。研究開発に加えて実際に地域へ出かけ、研究フィールドでの産官学連携による研究活動を進めている。
開発したアプリケーションとノベルティをイベントにて活用

自治体との協働によるオープンデータ推進の取り組み

担当科目
  • ICTとメディア社会
  • メディアと地域社会
  • ライティング/コミュニケーション

董 然

講師 董 然

学 歴

筑波大学 大学院 システム情報工学研究科修了 博士(工学)

最終職歴

東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 助教

感性情報科学研究室

AIとメディアを融合する研究・開発

生体信号、音声、画像、テキストなどの情報を扱い、人間の感性や知能に関連するテーマについて幅広く研究を進めている。様々な分野でAIの活用が進められている中、本研究室では、感情表現に焦点を当て、深層学習やセンシング技術を用いて、芸術・メディア、コンピュータグラフィックス、ヒューマンロボットインタラクションに関する研究を行っている。また、計算社会科学、数値シミュレーションなどの分野とも連携して、学際的な研究を取り組んでいる。
AIとメディアを融合する研究・開発

人形浄瑠璃の感情表現技法を用いたインタラクションデザイン

担当科目
  • データサイエンス
  • 代数学1
  • プログラミング応用B
  • 中京大学
  • 中京大学大学院工学研究科

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