韓国の地山学園と学術の協力と交流に関する連携協定を締結
学生の交流や受け入れ、教育・研究の情報交換などで
調印式に臨んだ(左から4人目から)南校長、金理事長、梅村理事長、安村学長、伊神理事、大竹校長 |
学校法人梅村学園は韓国で漢西高等学校を運営する地山学園との間で学術の協力と交流に関する連携協定を締結することとなり、4月27日、ソウル市内の漢西高校で調印式があった。
協定の内容は、学生や教職員の交流、漢西高校から梅村学園中京大学への留学生入試特別枠による学生の受け入れ、教育および研究に関する各種学術情報や資料の交換など。
署名する安村学長(中央)と梅村理事長。手前は大竹有二校長 |
11月に実施した「日韓スポーツ交流」 |
調印では、梅村学園の梅村清英理事長と地山学園の金在千理事長、中京大学の安村仁志学長、中京大学附属中京高等学校の大竹有二校長、漢西高校の南相一校長が署名した。
署名に先立ち梅村理事長は、漢西高校の生徒約250人の前で「若い世代の国際交流こそが大切だ。今、通訳をしている趙さんも中京大学の卒業生で、日韓の架け橋となる仕事をしてくれている」と熱く語り、本学のある名古屋、豊田をトヨタ自動車などを例にモノづくりの盛んな地域と紹介した。安村学長は、専門のロシア語で自己紹介した後、日本語の「培う」について「これは畑を耕して、種をまいて、それを育てるという意味だ」と説明、「今、種がまかれたばかり。みなさんは日本への留学や訪問を通じて、それを大きく咲かせてほしい」と期待を込めた。
このたびの学園間の協定締結は、附属中京高校で、梅村学園の伊神勝彦理事が校長の任にあった数年前から漢西高校との交流を重ねてきており、こうした実績の上に、実現した。