教授
中川 豊(なかがわ ゆたか)
准教授 中川 豊(なかがわ ゆたか)

自己紹介/プロフィール

広島県生まれ三重県育ち。皇學館大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了。総合研究大学院大学にて論文博士。津市津図書館臨時職員、帝塚山大学専任講師を経て2014年に本学に着任。専門領域は図書館学、近世蔵書史、和歌史。近世国学者を対象に、口授や通信指導、典籍の貸借による転写といった手段により伝えられる知について、その蓄積や伝播について研究している。古典籍目録なども作成している。

学会・公職活動

日本図書館協会、図書館文化史研究会、近世文学会、鈴屋学会、国文学研究資料館国文学文献資料調査員、富加町文化財審議会委員、中部図書館情報学会理事・事務局

主な著書・論文・その他

『新修朝日町史 資料編3 橘守部』(共編著 朝日町 2024年3月)
「『葦手日記』解題・翻刻」(共編 中京大学文化科学叢書『日本文化研究における歴史と文学』所収 汲古書院 2024年3月)
『近世中後期における〈知〉の伝播に関する研究―歌壇・文事・蔵書―』(博士論文 2022年6月提出)
「本居宣長画賛宵の森図」についてー「四五百森神社之考」との関係を通してー(単著『中部図書館情報学会誌』Vol.62、2022年)
「宣長の学問所・文庫設立計画について」(単著『鈴屋学会報』第36号、2019年)
「ポスターバトル! ―学生が選んだオススメの一冊―」(中部図書館情報学会『中部図書館情報学会誌』Vol57 2017年)
「谷川清逸と稲垣定穀の交流」『まなびの栞』第2号(谷川士清の会 2013年)
「ジガミホン醤油橋本家の蔵書」(中京大学国文学会『中京国文学』26号 2007年)
『美濃加治田 平井家文藝資料分類目録』(共編 富加町教育委員会 2005年)
『私撰集作者索引 続編』(共編 和泉書院 2004年)
『有造館文庫目録』(津市津図書館 2003年)

司書課程

司書とは、図書館情報学の知識と技術を身につけ、図書館固有のサービスに従事する図書館の専門職員のことで、司書資格を得ることができるのが司書課程です。司書課程では「図書館概論」「図書館制度・経営論」など、必修11科目と選択必修2科目を履修しなければなりませんが、図書館に勤めるか否かにかかわらず就職活動(司書資格取得見込みですが)や卒業後、有効に働くことでしょう。