客員教授
菊川恵三 (きくかわ けいぞう)
教授 柳沢昌紀(やなぎさわ まさき)

自己紹介/プロフィール

名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。名古屋大学助手、和歌山大学講師・助教授・教授を経て2021年本学客員教授。専門は上代文学、特に万葉集の研究。近年は「夢」をキーワードに、万葉集の歌表現と夢歌の関係を明らかにし、それが古今集以降の王朝和歌とどのように違うのかを考えている。また、教育学部に長く勤務したことから、古典入門教材として百人一首カルタを活用した授業実践などもおこなってきた。

学会・公職活動

美夫君志会、上代文学会、萬葉学会

主な著書

「万葉から見た小町の夢歌」(『国語と国文学』96巻9号 2019年)
「万葉の夢歌とその展開」(『美夫君志』96号 2019年)
「小、中学校教科書と万葉集」(『おかしいぞ!国語教科書 古すぎる万葉集の読み方』笠間書院 2016年)
「「彼夢 見継哉」の訓みと理解―契沖・澤瀉説を検証する」(『美夫君志』91号 2015年)
「夢歌からみた巻十一・十二 ―人麻呂歌集・出典不明歌・巻四―」(『万葉集研究』34集塙書房 2013年)
「梅花の宴試論―宴席歌・季節歌との比較から―」(『万葉集研究』31集、塙書房 2010年)
「手作り百人一首カルタ「セレクト20」の実践研究」(『和歌山大学教育学部 教育実践総合センター紀要』24号 2014年)