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教授
酒井 敏(さかい さとし)
自己紹介/プロフィール
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。同大学大学院進学、同大学文学部助手。1988年、本学に着任。専攻は日本近現代文学・文化。中学・高校時代から本の虫で、福永武彦や谷崎潤一郎に傾倒。作家志望だったが、大学入学後、読書の中心が明治文学に移り、次第に研究者を志向。最近では、児童文学・文化やメディア研究まで領域を拡大している。
学会・公職活動
日本近代文学会、全国大学国語国文学会、日本児童文学学会、日本文学協会、解釈学会、東アジア近代史学会、森鴎外記念会
主な著書
『森鴎外『スバル』の時代』(共編、1997・10)
『森鴎外論集 歴史に聞く』『森鴎外論集 出会いの衝撃』『森鴎外論集 彼より始まる』(共編、2000・5、2001・12、2004・7)
『森鴎外とその文学への道標』(単著、2003・3)
『鴎外近代小説集』第六巻(共編、2012・10)
『森鴎外と美術』(共編・編集長、2014・7)
『森鴎外―作品と周辺―』(単著、2022・9)
『愛知の児童文化』(共編、2000・3)
『メディアの中の子ども』(共編、2009・3)
『<東海>を読む―近代空間と文学』(共編・編集長、2009・6)
『子どもと〈遊び〉』(共編、2013・3)
ゼミ紹介
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酒井 敏ゼミ
春学期、秋学期とも近現代の小説を読み、全ての研究の基礎となる日本語(文学作品)読解能力を高める演習を行う。初めに各回の発表者を決め、発表→質疑応答→討論→教員によるまとめ、の順で進める。その際、発表や質疑応答・討論の司会は、履修生が交代で務める。
主な卒業研究タイトル
●円地文子「本説」考――古典の受容をめぐって――
●芥川龍之介の児童文学――『三つの宝』論――
●『アヒルと鴨のコインロッカー』――小説と映画の比較――
●私小説――形式についての考察と創作――